ライター : macaroniリサーチ

ひな祭りの食べ物といえば?定番ランキングTOP10

ひな祭りには菱餅、雛あられ、はまぐりのお吸い物などを食べるのが習わし。ケーキや甘酒も欠かせませんよね。

では数ある食べ物のなかで、みんなが真っ先に思い浮かべるのは何なのでしょう?定番を調査すべく、macaroni 読者に投票型のアンケートへご参加いただき、ランキングを作成しました。

本記事では1位から10位までの順位を発表しつつ、それぞれの雑学やおすすめレシピなどをお届けしますよ。

調査概要

対象:macaroni 読者
調査期間:2024年1月23日〜2024年2月6日
調査方法:macaroni ランキングで募集
(https://ranking.macaro-ni.jp/)
回答数:302票

5位 菱餅(25票)

Photo by photoAC

菱餅が菱型なのは諸説ありますが、水草の種子である菱の実を模しているというのが定説。「ひし」は繁殖力が強いため、菱餅をその形にすることで、子孫繁栄や長寿の願いが込められていると言われています。

白、緑、ピンクの3色をしているのは、雪(白)が溶けて、新芽(緑)が芽吹き、花(ピンク)が咲くことの象徴。春の訪れを喜ぶとともに、女の子の健やかな成長を祈願しているというわけです。

そんな菱餅、正しい食べ方があるのをご存知ですか?包丁で3枚に切り分け、焼いていただくのが基本。

4位 手まり寿司(26票)

Photo by macaroni

コロンとかわいい手まり寿司は、ひな祭りのお祝いにぴったりなメニュー。見た目の愛らしさだけでなく、食べやすさや取り分けやすさも魅力と言えるでしょう。

手が込んで見えますが、作り方はいたって簡単。丸めた酢飯に生ハムや海苔などを飾るだけなので、むずかしい工程はほとんどありません。

余裕があれば、おだいりさまやおひなさまの手まり寿司も作るとよいですね。子どもがより喜んでくれますよ。

3位 はまぐりのお吸い物(36票)

Photo by macaroni

はまぐりの貝殻は一対になっており、決してほかの貝とぴったり合うことはありません。よって「生涯ひとりの人と添い遂げますように」との願いから、ひな祭り料理によく用いられる食材なんです。

お吸い物にするのが定番で、盛り付ける際は1枚の貝に2つの身をのせるのが習わし。こうすることで、仲のよい夫婦を表現していると言われています。

酒と塩でシンプルに味付けをし、素材本来の風味を活かすのがおいしく作る秘訣。仕上げに菜の花を添えると、春らしさが出るのでおすすめですよ。

2位 桜餅(40票)

Photo by macaroni

ピンクと緑の色合いがなんともかわいい桜餅。見た目が春らしいことや、子どもの日にはかしわ餅を食べる習慣があることなどから、ひな祭りの行事食として定着しています。

家庭で作るのはむずかしいイメージですが、電子レンジを活用すれば誰でも簡単。わずか30分でできるため、一度挑戦してみるとよいでしょう。

ちなみに桜餅には、道明寺粉で作る関西風と、小麦粉をクレープ状に焼いた皮で餡を巻く関東風がありますよ。どちらの桜餅も、まわりを桜の葉でくるむのは共通です。
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