おいしいお菓子作りの必須テクニック「チョコレートの刻み方」

Photo by 稲吉永恵

チョコレートをお菓子作りに使う場合、チョコレートを刻むという工程がありますよね。なかなか手間がかかるうえ、あとで溶かすから刻まなくてもいいのでは？と思うかもしれませんが、この作業はとても大切です。

チョコレートは溶かし方によって風味や味わいが変わってしまうため、均一に刻むことがとても重要なんです。チョコレートを大きなまま使うと、全体を溶かすのに時間がかかり風味が飛んでしまうおそれがあります。溶け方にムラが出て、なめらかさに欠ける仕上がりになることも。

また大きさをそろえて刻まなければ、均一に溶けずにダマになってしまう場合があるため注意が必要です。チョコレートの味わいを最大限に生かすためにも刻む工程をぜひ大切にしてくださいね。

【包丁で刻む】チョコレートの刻み方

Photo by 稲吉永恵

作業時間目安：板チョコレート1枚あたり約5分

チョコレートを刻み方としてもっとも基本的な包丁で刻む方法。スムーズに細かく刻むにはコツがあるので、バラバラにカットせずに手順に沿っておこなうのが大切ですよ。チョコレートは水分に弱いです。作業台や道具など水分が残らないように気をつけてくださいね。

必要なもの

・包丁
・まな板
・クッキングシート

手順

Photo by 稲吉永恵

道具に水分がついていると、きれいに溶けなかったり、固まらなかったりと失敗の原因になります。まな板や包丁の水分はしっかりふいておきましょう。

チョコレートはアルミホイルをはがし、クッキングシートをしいたまな板の上におきます。クッキングシートをしいたまま刻むと、まな板が汚れずボウルに移す作業も楽になりますよ。