たんぱく質が豊富なもの(肉・魚・卵・大豆製品など)

前述したように、たんぱく質が豊富なものを摂ると、食欲を抑えるコレシストキニンというホルモンが分泌されます。満腹感が得られやすくなるほか、たんぱく質を含むものは腹持ちが良くなるため、空腹対策に役立ちますよ。肉や魚、卵、大豆製品などをバランス良く取り入れましょう。(※4,5)

良質な油を含むもの

油は消化吸収がゆっくりなため、満腹感が持続しやすくなります。そのため、適度に油を摂ることが大切です。

肉やバターやラードなど、常温で固まる「飽和脂肪酸」は、摂り過ぎると脂肪として蓄えられます。一方「不飽和脂肪酸」のなかでも特に青魚の油やアマニ油などに含まれるオメガ3は、健康維持に役立つため意識して摂りたい油です。(※8,18,19)

食べても食べてもお腹が空く原因はさまざま

食べてもすぐに空腹を感じるのは、さまざまな原因が考えられます。自分の食生活や、睡眠、ストレスなどの生活習慣を振り返って、思い当たる部分は対策しましょう。

食べてもすぐにお腹が空くのは、血糖値の急上昇と急降下が関わっていると考えられます。食べるものの選び方や食べ方に注意してみてくださいね。
【参考文献】
※15 八訂食品成分表2021|女子栄養大学出版部
(2023/05/26参照)
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