虫がわいている

玄米には「コクゾウムシ」や「ノシメマダラメイガ」がつくことがあります。米袋の中に産み付けられていた虫の卵が、気温や湿度の上昇により孵化して大量発生することも。

虫がわいてしまった玄米を食べても問題はありませんが、気持ちのよいものではありませんよね。目視できる場合は取り除き、玄米をよく洗ってから食べましょう。

虫が多いときは、直射日光が当たらない場所に広げて陰干しすると虫がいなくなるので、捨ててしまう前に試してみてくださいね。

米が割れている

玄米が乾燥すると、お米が割れてしまうことがあります。食べても問題ないものの、パサついたり甘みがなかったりと味が落ちてしまいます。玄米を保存するときは、直射日光があたらない場所を選びましょう。

カビが生えている

玄米に黒や緑色の米粒が混じっていたら、カビが生えているおそれが。カビが生えた部分だけを取り除いてもまわりにカビが広がっていることが多いです。

また、カビが生えた玄米は食べると嫌な酸味を感じます。カビ臭がするだけでなく、健康を害するおそれがあるため食べるのはやめ、廃棄してください。

玄米を正しく保存して賞味期限を延ばそう

玄米のパッケージには賞味期限が記載されていませんが、未開封で正しく保存すれば1年程度おいしく食べることができますよ。開封後は劣化しやすいため、2~6ヶ月を目安に食べ切るのがおすすめです。

玄米の賞味期限は、保存環境によって大きく異なります。無駄なくおいしく食べられるよう、正しく保存してくださいね。
【参考文献】
(2024/06/26参照)
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