ライター : macaroniリサーチ

イギリスの食べ物といえば何?人気料理ランキングTOP

Photo by SolStock

ローストビーフ、スコーン、シェパーズパイ……と、イギリスにはさまざまな魅惑の料理があります。日本でもおなじみのメニューが多々あるなかで、みんなのお気に入りはどれなのでしょうか?macaroni 読者に投票型のアンケートを実施し、ランキングを作成しました。

本記事では1位〜10位に選ばれた料理を説明しつつ、ちょっとした雑学をお届けします。おすすめのレシピも紹介するので、作るときの参考にお役立てくださいね。

調査概要

対象:macaroni 読者
調査期間:2022年4月28日〜2022年5月10日
調査方法:macaroni ランキングで募集
https://ranking.macaro-ni.jp/
回答数:552票

5位 スコッチエッグ(32票)

Photo by macaroni

スコッチエッグは、殻をむいたゆで卵をひき肉で包み、パン粉をまぶして焼いたり揚げたりして作る料理です。本場イギリスでは、ピクニックのお供やパブ(イギリスの酒場)のおつまみなどとして親しまれています。よって、冷めてもおいしいのが魅力ですよ。

名前に「スコッチ」とつくため、スコットランド発祥の料理と思われがち。しかしもともとは、1738年にロンドンの高級百貨店「フォートナム&メイソン」で開発されたのが始まりと言われています。

4位 イングリッシュ・ブレックファスト(39票)

イングリッシュブレックファストとは、イギリスの朝食スタイルのことです。ワンプレートに、ハムやベーコンなどの肉料理、オムレツやスクランブルエッグなどの卵料理、焼いたトマトやマッシュルーム、ベイクドビーズなどが盛り合わせになっています。そこにジュースやコーヒー、パンなどが添えられていますよ。

数年前にはロンドンのとあるうどん店で、イングリッシュブレックファストとうどんを融合させた「イングリッシュブレックファストうどん」というメニューが誕生。SNSで話題となり、一躍注目を集めました。

3位 イングリッシュマフィン(57票)

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イングリッシュマフィンとは、強力粉に酵母、牛乳、塩などを加えてこね、コーングリッツをまぶして焼いた平たい円形のパンです。中はもっちり、表面はカリッとしているのが特徴で、イギリスの朝食シーンに欠かせない存在。半分に割ってトーストし、具材を挟んで食べるのが定番ですよ。

なお「マフィン」の語源は、防寒具の「マフ」にあると言われています。かつて貴婦人たちが手を温めるために、マフではなく焼いたパンを使っていたのが由来ということです。

2位 スコーン(108票)

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スコーンは、薄力粉、ベーキングパウダー、バター、牛乳、塩などを混ぜて生地を作り、型抜きをしてから焼いたパン菓子を指します。1800年代後半にスコットランド地方で誕生したと言われており、イギリスのティータイムにはよく登場するポピュラーな食べ物です。

そのまま食しても美味ですが、半分に割ってジャムやクロテッドクリームを塗るのが本場流。なおスコーンを割る際は、ナイフを使わずに手でおこなうのがマナーですよ。理由は、スコーンの名がスコットランド歴代の王が座った石「スクーン」に由来しており、スコーンに刃物を当てるのは失礼に値するからとされています。
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