1. 一番手軽にできる「しょうゆ+お酢」で代用

Photo by 馬原 香織

【割合】しょうゆ1:酢1
【おすすめレベル】★★☆☆☆

使用する調味料が少なく、混ぜるだけで簡単に作れるシンプルなポン酢です。だしやみりんが入らない分、しょうゆの塩気と酢の酸味をガツンと感じます。酸味が強すぎる場合は、しょうゆ2:酢1の割合に変えてもOK。しょうゆがしっかり入る分、市販のポン酢に比べて濃い味わいに感じますよ。

鍋料理の調味料に向いています。鍋のだしやスープで割ると、酸味が和らぎ食べやすくなりますよ。市販のポン酢に比べると、柑橘の爽やかさは控えめです。あれば少しレモン果汁のような柑橘を加えると、市販品に近い軽やかな酸味が楽しめます。

すし酢で作る場合

すし酢は、酢に砂糖や塩を加えて味付けした調味酢です。すし酢でポン酢を作ると、やさしい甘味が加わり酸味が抑えられます。しょうゆ1:すし酢1の割合がおすすめ。

通常の酢では酸味がきつすぎる場合や、少し甘味が欲しいときは、すし酢でアレンジすると食べやすくなりますよ。余ったすし酢があるときは、即席のポン酢にして無駄なく使い切りましょう。

2. さらにおいしく「しょうゆ+お酢+みりん」で代用

Photo by 馬原 香織

【割合】しょうゆ1:酢1:みりん1
【おすすめレベル】★★★☆☆

みりんを加えると、甘味とまろやかさがプラスされて、コクのある味わいになります。酢の酸味が抑えられ、肉料理や魚料理などの味付けに使うと、みりんの効果で照りも出ますよ。

みりんがあるときは、ぜひしょうゆと酢にプラスしてみてください。アルコール分が気になるときは、レンジで加熱するか、鍋で温めてアルコールを飛ばしましょう。

3. 甘味アップ「めんつゆ+お酢」で代用

Photo by 馬原 香織

【割合】めんつゆ2:酢1
【おすすめレベル】★★★★☆

めんつゆは、和風だしをベースにしょうゆやみりん、旨味成分がプラスされた調味料です。だしの風味と旨味や甘味が感じられます。酢と合わせても酸味がたちすぎず、やさしい味わいのポン酢が楽しめますよ。めんつゆはしょうゆよりもしょっぱくないため、酸味だけでなく塩味も抑えた味わいに仕上がります。

酸味をより感じたい場合は、めんつゆ1:酢1の割合で合わせてもOKです。めんつゆは3倍濃縮を想定しているので、濃縮率が異なる場合は分量を加減してください。

4. お酢なし「しょうゆ+レモン果汁」で代用

Photo by 馬原 香織

【割合】しょうゆ1:レモン果汁1
【おすすめレベル】★★★★☆

酢の代わりにレモン果汁を使うと、本来のポン酢らしい爽やかな酸味が引き立ちます。市販品のポン酢も柑橘系の酸味がプラスされているので、普段お使いのポン酢に近い爽やかな味わいに仕上がりますよ。

レモン果汁は、ゆずやかぼすなど酸味が際立つ柑橘類で代用できます。レモン果汁が少ししかないときは、酢とレモン果汁を混ぜても構いません。レモン果汁が少し入るだけで、爽やかな風味が楽しめますよ。

5. だしと柑橘で本格派「めんつゆ+レモン果汁」で代用

Photo by 馬原 香織

【割合】めんつゆ2:レモン果汁1
【おすすめレベル】★★★★★

レモン果汁の酸味に、だしの風味やみりんの甘味が感じられるめんつゆを合わせます。本格的でまろやかな味わいのポン酢になりますよ。しょうゆで作る場合に比べてやさしい甘味が加わるため、酸味が得意でない方も食べやすいです。

酢の代わりにレモン果汁を合わせることで、本来のポン酢らしい柑橘風味の味わいに。酸味が強い味わいがお好みの方は、めんつゆ1:レモン果汁1の割合にするのもおすすめです。
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