木製

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ーー木製のプランターの特徴と、栽培に向いている植物を教えてください。

龍 3年ほどで朽ちてしまうので長持ちはしません。自然の形状のものが多いので収納性はあまりよくありませんが、木のぬくもりを感じるデザイン性の高さが人気です。

また木製のプランターは熱を伝えないので、根痛みしません。夏場の暑さに限らず、冬場の冷え込みの影響も受けにくく、実はベランダ菜園に一番向いているプランターなんです。どんな植物でも上手く育ちますよ。

フェルト

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ーーフェルトのプランターの特徴と、栽培に向いている植物を教えてください。

龍 畳んで片付けることができる収納性の良さが大きな特徴です。2~3年経つと苔が生えてきたり型崩れしたりするので、耐用年数は短いです。でも使えなくなったら燃えるゴミで捨てられるのは便利ですよね。

水抜けがよいので、さつまいもや大根などの根菜類に向いています。

ブリキ

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ーーブリキのプランターの特徴と、栽培に向いている植物を教えてください。

龍 水抜けの穴が空いていないものが多いため、穴をあける加工が必要です。ブリキ自体は劣化しないので、10年は使うことができますよ。

丈夫でおしゃれなものが多いですが、熱を直接伝えてしまう性質があるので、すのこなどの下敷きを敷いたり、寒い時期は寒さに強い植物を植えたりなど工夫と調整が必要です。ほとんど水やりをしなくてもいいサボテンや多肉植物の寄せ植えに使われていることが多いですね。

プランターの形

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ーープランターの形による違いはありますか?

龍 そうですね。大きく分けて5つに分類されるので、それぞれの特徴を説明しましょう。

長方形の深型:植物を選ばず育てることができる。初心者向き
長方形の浅型:葉物植物を育てるのに適している
スクエア型:トマトや茄子など、ひとつの植物を育てるのに適している
丸の深型:ひとつの植物を育てるのに適している。丸い行燈型の支柱で螺旋状に育てたい人におすすめ
丸の浅型:ハーブの寄せ植えや葉物系の野菜を育てるのに適している


浅型向きの植物を深型に植えることはできますが、深型向きの植物は浅型プランターには植えられません。困ったときは深型のものを購入すると、使い回しもできるので便利です。

プランター栽培を成功させるコツ

ーープランター栽培を成功させるコツってありますか?

龍 育てる植物について、水やりの方法や肥料の量など調べることが大切です。植物は子育てに似ていて、毎日見ていると植物の表情を見て何が必要なのか分かってきます。むずかしく考えたりしないで、「失敗してもまたチャレンジしよう」くらいの気持ちで楽しむことが大切ですよ!

プランター購入時にやったほうがいいこと

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ーープランター購入時にやったほうがいいことはありますか?

龍 プランターの容量って意外と大切な情報なんですが、容量が書かれたシールってすぐに剥がしたり勝手に剥がれたりすると思います。なので容量を忘れないように、目立たないところにマジックで書いておくことをおすすめします。もしくは、ネームタグに書いて挿しておいてもいいですね。
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