ミンチカツカレー

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

900円(税込)
こちらが、私が主張する日本一のミンチカツカレー(関東ではメンチカツカレーですね)。ドビーソースを用いた、甘くてほんのり苦い独特のカレーです。

薄く香ばしくカリッとした衣の中から、ふんわりクリーミーなミンチがたっぷりホクホク。これは何度食べても感動できます。

2回目訪問以降は、カツの中にミンチとロースを重ねた「ミンチとロースの重ね揚げカレー」(税込 1,100円)もおすすめ。手がかかっていてびっくりするほどのおいしさですよ。
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7. 神戸甘辛カレーのレジェンドが復活!「レードル」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

六甲道で1971年創業、「傾いた喫茶店」として知られていた「レードル」。甘くて辛い独特のカレーで熱烈な支持を集めていましたが、2008年に約35年の営業に幕を下ろし閉店しました。

その後、みなと元町の地下にお店を構えたのですが、マスターのご病気にコロナ禍が重なり、2020年7月に惜しまれながら閉店。ところが「あの味をもう一度」という声に押され、マスターの体調も回復した2021年4月、この「和つなぎカフェ」にて土日のみの営業を再開することになりました。

「このカレーがあれば、ほかは必要ない」というファンがいるほどクセになる味を、いただけるチャンスを逃さずに。

ハンバーグカレー

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,000円(税込) チーズトッピング 150円(税込)
「レードル」不動の一番人気メニューが、このハンバーグカレー。はじめ甘くて、あとからヒリリとくる辛さは健在。

大阪「インデアン」「マドラス」ともまた違う、神戸洋食をルーツにもつ甘辛カレーです。

そして、名物のハンバーグがまた最高。フワッとやわらかいんですが、甘辛カレーがソースのように絡むと、至福の“肉料理”となるのです。
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8. ワンコインと思えぬハイクオリティ「パルフェ」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

2004年元町で創業。ワンコインのチキンカレーで一本勝負する潔さと、価格からは信じられないクオリティで大人気となりました。今では市内に数店舗を構えるまでになった人気店です。

元町チキンカレー(小盛)

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

500円(税込)
創業以来、これ一本で勝負する「パルフェ」の名物カレー。硬めに炊かれたごはんにはフライドオニオンをオン。トマトベースのカレーは、たっぷりの玉ねぎとチャツネでリッチかつフルーティーな味わいです。

ゴロっとした鶏もも肉はフライドチキン仕立てになっており、こちらも非常に濃厚なおいしさ。飲むヨーグルトがセットでついてくるのも嬉しいところです。

普段使いでありながら、すべてが独自バランスのおいしさ。神戸を代表する、ある意味“究極のワンコインカレー”といえるでしょう。今ではテイクアウトに加え、レトルトも販売していますよ。
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9. クセになる!中華料理店の名物カレー「香美園」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

南京町だけでなく、元町駅周辺には歴史ある中華料理店がたくさん。なかにはカレーが名物のお店がいくつもあるのですが、私が好きなのが「香美園(コウビエン)」です。

華僑式大衆食堂とでもいうべき佇まいですが、実は南京町でもっとも老舗の広東料理店「民生(みんせい)」オーナーの弟さんが50年以上前に開店した、文字通りの兄弟店なんです。

何を頼んでも大衆中華としてズバ抜けたおいしさなのですが、なんといっても頼むべきはカレー、カレーですよ。
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