本日のカレープレート(チキン)

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,000円(税込)
米、パリップ(スリランカの豆カレー)とカレー、色とりどりの副菜が盛られたスリランカプレート。混ぜ混ぜして手食でいただくのがおすすめ。手でいただくことで五感が働くため、味わいが劇的に変わるんです。

それぞれの料理や用いる食材、手食の仕方まで、丁寧に説明してくださるので安心。ちなみに、この日の米は日本米でもバスマティでもなく、スリランカの小粒米サンバライスでした。

油を極力控え、スパイスで素材自体の味を引き出しているため、刺激や満足感はあるのに、食べたあと体が重くならず、逆に軽くなるのが「カラピンチャ」マジック。ぜひ体験してみてください。
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4. 路地裏の小粋なスパイスレストラン「みみみ堂」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

県庁前近くの路地に佇む、神戸らしい小粋なお店。スリランカやインドをベースにした丁寧なカレーとワインをはじめとするお酒が楽しめ心地よさは最高です。

開店にあたって、東京・押上の名店「スパイスカフェ」の伊藤さんにお世話になったそうですよ。

ワンプレートセット

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,500円(税込)
カレー2種とワダ(インドのスパイス&ハーブコロッケ)、なす、パイナップル、玉ねぎという3種のアチャール、ポディ(豆とごまのスパイスふりかけ)、別添えで西洋式ピクルスというラインアップ。

この日のカレーはラムカレーとほうれん草キーマを選択しました。南インドやスリランカの料理をベースにしながらも、実直な作り手の人柄が感じられる丁寧で味わい深いスパイス使いが身に染みます。ぜひワインに合わせてみて欲しいひと皿です。
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5. 三宮地下街で愛される神戸のソウルフード「サヴォイ」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

三宮地下街「さんちか」で1988年創業。ビーフカレー 一本で多くの人に親しまれてきた神戸のソウルフード「SAVOY(サヴォイ)」。

実は2019年秋、人手不足により閉店の危機を迎えたものの、ピンチを聞きつけたファンたちのサポートにより営業を再開しました。

神戸へ帰省した人も、まずここのカレーを食べると「あぁ、帰ってきた」となるもの。そういう存在が街には必要なのです。

ビーフカレー

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

700円(税込)
ターメリックライスの黄色が鮮やかな、サヴォイ不動の看板メニュー。シンプルで飽きのこない味わいは、さすがです。ポークやチキンでなくビーフというところにも、神戸を代表するカレーとしてのアイデンティティを感じますね。

実はこのカレー、創業オーナーの村田麗子さんが家で作っていたもの。以前の店で出したところ評判になり、カレー屋としてオープンすることにしたのだそう。飽きのこない味わいの秘密は、そのルーツにあったのです。
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6. 神戸洋食文化が産んだ、奇跡のミンチカツカレー「洋食屋 双平」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

神戸元町の中華街「南京町」で私がおすすめするのは、中華料理店でなくて路地裏の洋食屋さん「洋食屋 双平(そうへい)」。揚げ物もカレーも独特で素晴らしいお店なんです。

特に「ミンチカツカレー」は日本一間違いなし!! 一度は食べておきたい逸品です。
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