4. パリを思わせる本格的な味わい「ブーランジェリー ボネダンヌ」

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三軒茶屋と三宿の中間にある「BONNET D'ANE(ブーランジェリー ボネダンヌ)」はバルーン型の白いひさしとメニューを書いた黒板が目印のお店。

パリで腕を磨いたシェフがオープンさせたお店に足を踏み入れると、フランスの歴史あるブーランジェリーにトリップした気分に浸れますよ。

3〜4人しか入れないこぢんまりとした店内では、定番のバゲットやカンパーニュ、クロワッサン、スイーツ系のパン、焼き菓子など約30点が並んでいます。

木いちごのタルティーヌ

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330円(税込)
おすすめは注文を受けて作られるタルティーヌやサンドイッチ類。

人気のバゲットを使った「木いちごのタルティーヌ」は、バターの上に自家製の木いちごジャムがたっぷり塗られた本格的な逸品です。木いちごの酸味と甘みが絶妙。作り立てをすぐに食べられるよう、ペーバーに包まれて提供されます。

また、ブリーチーズとクルミを挟んだ「ブリノア」(写真奥 770円 税込)も注文を受けてから作られるメニュー。弾力のあるバゲットと具材が渾然一体となり、口の中をしあわせで満たしてくれます。
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5. 看板商品は白トリュフの塩パン!「トリュフベーカリー」

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2020年7月にリニューアルオープンした「Truffle BAKERY(トリュフベーカリー )」は三軒茶屋の人気ベーカリー。リニューアル後は、以前はなかった曲線のカウンターにパンが並び、選びやすくなりました。

トリュフを使用した日本初のパン屋さんとして門前仲町に1号店を、ここ三軒茶屋が2号店に。高級食材のトリュフを使ったパンだけでなく、バゲットやクロワッサン、惣菜系、スイーツ系などのパンも充実していますよ。

白トリュフの塩パン

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180円(税抜)
看板商品はなんといっても「白トリュフの塩パン」。塩気とトリュフがかもす絶妙なうまみに虜になっているリピーターも多いです。

見た目は普通のロールパンですが、生地にはイタリアの白トリュフ、フランス・ゲランドの塩、黒トリュフを練りこんだバターなど、リッチな材料を使用。もっちりと弾力があり、素朴な見た目とは裏腹にグラマラスな存在感を放っています。

また、ラムレーズンバターを使った塩パンもおすすめ。甘みと塩気が溶け合って絶品ですよ。
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6. 三茶で人気のイタリアンが開業した「ミカヅキ堂」

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三軒茶屋で人気のイタリアンレストラン「ヨーロッパ食堂」がお店近くに開業したパン屋「ミカヅキ堂」。茶沢通りから一本中に入った、飲食店やヘアサロン、雑貨店などが立ち並ぶ細い道にお店を構えています。

作り手は学生の頃から友人だったという、パン職人とヨーロッパで研鑽を積んだ料理人。このふたりがタッグを組んで送り出すパンは、良質な素材を用いた、あたたかみのあるものばかりです。

クリームパン(右)、ミカヅキブリオッシュ(左)

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220円、230円(税抜) ※クリームパン、ミカヅキブリオッシュの順
ファンが多いのは「クリームパン」。フンワリとしたブリオッシュ生地に、バニラビーンズの香り豊かなカスタードクリームがつめられた濃厚な味わいです。

いつも筆者がクリームパンとともに買うのは「ミカヅキブリオッシュ」。三日月型のブリオッシュは柑橘系のピールやチョコレートなど、季節によって味わいが変わります。

まるで、クリームパンが太陽、ミカヅキブリオッシュが月を表しているよう。このペアを差し入れにすると喜ばれます。
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