ライター : sakura

牛すじスープの基本レシピ

Photo by sakura4

牛すじはコトコト煮込むとプリプリでトロトロの食感になります。しかもコラーゲンたっぷりで、女性にうれしい食材ですよね。だけどおうちで牛すじを調理するのは大変そう……。 そんなお悩みを解決すべく、今回は、鍋でじっくり煮込んで作る絶品「牛すじスープ」の基本レシピをご紹介しましょう。

材料(2人分)

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※材料では「牛すじ肉200g」とご紹介していますが、ここでは保存やアレンジを前提に1kgの牛すじ肉で下ごしらえをします。

作るときのコツ

  1. 牛すじ肉をゆでるとき、たくさんのアクが出ます。必ずゆで汁を一度捨て、鍋と肉を流水で洗い流してください。牛すじ肉に生姜やねぎの風味をつけたくない場合は、なしでゆでても大丈夫です。
  2. 牛すじ肉をゆでるのはとても大変なので、できれば一度にたくさんゆでて冷凍しておくと便利ですよ。味を付けてからではなく、下処理をした状態で保存しておくと、なんにでも使えるのでおすすめです。

作り方

1.牛すじ肉を下ゆでする

鍋で下ゆでしている牛すじ肉

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大きめの鍋にたっぷりの水を入れ、食べやすい大きさに切った牛すじ肉を入れて火にかけます。

2.牛すじ肉をゆでこぼす

鍋に浮いた大量のアク

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牛すじ肉をゆでると、このようにとてもたくさんのアクが浮かんできます。
ザルに上げた牛すじ肉

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一度牛すじ肉をザルに上げてゆで汁を捨て、鍋をサッと洗い、牛すじ肉もひとつずつ水で洗います。

3.牛すじ肉を本ゆでする

生姜とネギを入れて本ゆでしている牛すじ肉

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鍋に洗った牛すじ肉、生姜、長ねぎの青い部分を入れ、たっぷりの水を注ぎ入れます。火にかけたらアクをとりながら煮込みます。その際、水が少なくならないようにときどき水を足しながらゆでてください。

4.じっくり煮込む

鍋に浮いた大量のアク

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弱火で2時間ほど煮込んだら下処理の完成です。ゆで汁には濃厚なおだしが沁み出しているので、絶対に捨てないでくださいね。

5.材料を切る

牛すじスープの材料

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下準備をした牛すじ肉200gと、ゆで汁600ccを準備します。大根とにんじんは薄いいちょう切り、長ねぎは斜め薄切りにします。にんにくは包丁の背でつぶしておきます。

6.材料を煮込む

牛すじと野菜を煮込んでいる鍋

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鍋に牛すじ肉とゆで汁、大根、にんじん、にんにくを入れ、やわらかくなるまで煮込みます。

7.長ねぎを加えて味を調える

白い器に入れた牛すじスープ

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長ねぎを加え、塩で味を調えます。火からおろし、お椀に盛り、黒こしょうをふったらできあがり。

たっぷり作って作り置き!保存方法と活用法

保存方法と日持ち

冷蔵の場合

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牛すじ肉とゆで汁を保存容器に入れ、密封します。冷蔵庫なら2日から3日は持ちますが、気温や冷蔵庫の開閉回数によっても変わります。食べる前に状態を確認し、必ずしっかり火を通して調理してくださいね。

冷凍の場合

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チャック付き保存容器に牛すじ肉を入れ、乾燥を防ぐためにゆで汁も加えます。空気を抜いてから冷凍庫で保存します。1ヶ月ほど持ちますが、保存が長くなるとやはり味や風味が落ちてしまいます。なるべく早く使い切りましょう。

おすすめの活用法

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下処理をした牛すじ肉は、ご紹介したスープ以外にもいろいろな料理に活用できます。今回ご提案するのは「牛すじカレー」です。 いつものカレーの豚肉や牛肉を牛すじ肉に変えるだけ。下処理しているのでお肉がとってもやわらかです。もちろんゆで汁も加えてくださいね。コクのあるカレーが楽しめますよ。

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