ライター : ☆ゴン

冷凍した牡蠣の解凍方法

いまは獲れたての新鮮な牡蠣を瞬間冷凍したものが、旬の季節以外でも販売されています。そんな冷凍牡蠣を殻付きとむき身に分けて、上手に解凍する方法を紹介。調理する際の参考にしてください。

殻付きの牡蠣の場合

殻付き冷凍牡蠣の解凍は、電子レンジを利用するのが便利です。殻全体を水で洗い、殻の深いほうを下にして耐熱皿に並べます。牡蠣の大きさや形状よって解凍時間が違いますが、3個を500Wで4分ほど加熱するとOK。殻が開けやすく、身が取り出しやすくなります。

加熱しすぎると牡蠣のドリップが流れ出し、旨味がなくなることがあるので注意。これはあくまで解凍のためのレンジ使用です。身の中まで火が通っていないので、食べるときはしっかり加熱調理してください。

※お使いの機種によって電子レンジでの加熱時間は異なります。様子を見ながら加熱時間を調整してください。

牡蠣のむき身の場合

牡蠣のむき身を解凍するときは、冷蔵庫に移して自然解凍するのがもっともおすすめまた時間がなく急ぐときは、袋ごとの流水解凍や、身を濃度3%の塩水に浸けての解凍などがあります。このときに気をつけることは、完全に解凍してしまわないこと。

身の中まで解凍してしまうと、旨味を含むドリップが流れてしまうおそれがあるからです。表面の氷が溶けて、中心は少し凍っているくらいの半解凍がベスト。またそのほうが調理もしやすいですよ。殻付き牡蠣と同じく、むき身も必ず加熱してから食べるようにしてください。

冷凍した牡蠣の賞味期限

冷凍牡蠣の賞味期限は、殻付きとむき身のどちらも約1ヶ月ほどです。ただし家庭の冷凍庫では、時間経過とともに風味が落ちるので、早めに食べることをおすすめします。

生牡蠣をたくさん入手して残りそうなときは、家庭で冷凍保存してもOK。販売しているものと同じく、1ヶ月は保存可能です。

冷凍保存した牡蠣のおすすめレシピ13選

1. 牡蠣とほうれん草のグラタン

牡蠣の旨味がたっぷりと詰まった、ほうれん草入りのグラタンです。牡蠣の旨味とほうれん草の甘味が、ホワイトソースにベストマッチなひと皿。旬の時期には生の牡蠣を、それ以外の季節は冷凍牡蠣を利用して、いつでも作れるので試してみてください。

2. バターナッツかぼちゃの牡蠣シチュー

風が冷たく感じる寒い季節は、シチューが恋しくなりますね。そんなときにぴったりな、牡蠣とバターナッツかぼちゃで作るシチューのレシピ。ナッツ風味のひょうたん形かぼちゃの甘味に、牡蠣が持つ海の香りが意外と合います。もちろん、普通のかぼちゃで作ってもおいしいですよ。

編集部のおすすめ