25. 大人の味わい。せりと半熟卵のポテトサラダ

お子さんが大好きなポテトサラダにせりを加えて、大人向けにアレンジしています。半熟のゆで卵は半量を全体と混ぜ、残り半分をトッピングすることで、見た目も色鮮やかに。せりはさっとゆでるため、独特の香味が控えめながら、ブラックペッパーが効いたおいしいサラダです。

【煮物】せりを使用するおすすめレシピ5選

26. 春の訪れを感じさせる。せりとたけのこの煮物

旬のたけのことせりで作る、春らしい煮物のレシピです。たくさん出回る孟宗竹は3~5月が旬ですが、ほかの種類を含めると初夏まで流通。一年中ある栽培物のせりを利用すれば、長い間味わうことができます。昆布だしのつゆを吸ったたけのこと、爽やかなせりの対比がいいですね。

27. 秋田県南部の郷土料理。具だくさんなせり焼き

宮城県・茨城県・大分県はせりの3大生産地ですが、秋田県もそれに次ぐ特産地として知られています。そんな秋田南部では、「せり焼き」と呼ばれ、古くから食べられてきた郷土料理が有名です。焼きといいながらじつは煮物で、糸こんにゃくや油揚げなどを加えて、色をつけずに仕上げます。

28. 湯煎で仕上げる。せりの和風スクランブルエッグ

スクランブルエッグですが、フライパンで調理する炒め物ではなく、湯煎でとろとろに仕上げる煮物風のレシピです。ホテルの朝食に出てくる卵料理は、この方法で作られることがよくあります。せりの苦味や香味が際立つ、しょうゆとだしが効いた和風味のスクランブルエッグは、朝食はもちろんおつまみにもいいでしょう。

29. 一大生産地である宮城県のご当地料理。せり鍋

せりの全国生産高の4割ほどを占め、生産量日本一を誇る宮城県。なかでも名取市が一大生産地で、そこで栽培される「仙台せり」ブランドが特に有名です。そんな名産品で作る鍋が、ご当地料理として大人気。せりの味わいを堪能するため、鶏肉以外の具材は最小限に抑えましょう。

30. せりが欠かせない秋田の郷土料理。きりたんぽ鍋

秋田の郷土料理である「きりたんぽ鍋」にも、せりは欠かせません。ごはんをつぶして作るきりたんぽと比内地鶏を煮る鍋料理で、野菜はせりとごぼう、長ねぎに舞茸は必須とされます。家庭ではこのレシピのように、普通の鶏肉を使用したり、糸こんにゃくを加えたりしても構いません。

編集部のおすすめ