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栄養豊富でヘルシーなおからは、ダイエットフードとしても注目されています。そんなおからが余った際の保存、どうしていますか?実は冷凍できるのです!今回は、生おからを冷凍する方法と冷凍したおからを美味しく食べるレシピをご紹介します。

おからは冷凍してもいいの?

おからを買うと、意外に量が多くて余ってしまうことってありますよね。1パック全てを料理してしまうには量が多いし、賞味期限も意外と短い。冷凍保存できればもう少し日持ちするだろうけれど、豆腐と同じで冷凍はできないだろうなと思われている方、いらっしゃいませんか?

実は、おからは冷凍保存できるのです!今回はおからの冷凍保存の方法と賞味期限、冷凍保存した場合のおすすめレシピをご紹介します。

そもそもおからって?

そもそも、おからって何なのでしょうか?豆腐と関係があるのはみなさんご存じですよね。豆腐屋さんでも、豆腐の隅っこでひっそりと販売されています。

おからは豆腐を作る過程でできる絞りカスです。豆腐は、大豆を茹でたものを絞り、その搾り汁ににがりを加えて固めたものです。おからはその搾り汁を絞った残りなのです。

つまり、豆腐以上に大豆の栄養素がたっぷり含まれています。食物繊維やカルシウム、タンパク質や炭水化物にカリウム等々、栄養バランスに優れ、カロリーも低いヘルシーフードです。食物繊維の豊富さと腹持ちの良さで、ダイエットにも効果があると注目されており、ダイエット食品としておからクッキーなども人気ですね。

おからは冷凍可能です!

そんな豆腐を作る過程でできるおからですが、豆腐とは違い、冷凍保存ができるのです。豆腐は冷凍させるとスが入ってしまい、食感が変わるので冷凍には向きません。しかし、おからにはそのような心配がないので、むしろどんどん冷凍して長く楽しみましょう!

おからの賞味期限

生のおからの賞味期限は、2~3日です。1人暮らしの人や、世帯人数が少ないご家庭にとって買うのを躊躇してしまう短さですよね。購入すると1パックに意外にたくさん入っているおからは、一度に全てを調理してしまうのは難しいもの。そんな時は、購入してきたその日に調理する分だけを残し、残りは速やかに冷凍してしまいましょう。

おからの冷凍保存の方法

それでは、おからはどのような方法で冷凍すればよいのでしょうか。今回は生のまま、乾煎りしたおから、調理したおからの状態別にご紹介します。それぞれの賞味期限をご紹介していますが、やはり時間の経過とともに味は落ちていきますので、なるべく早めに食べきることをおすすめします。

生おから

生おからの冷凍方法は、ラップに100gずつ分けて包み、1cmぐらいの厚みにしてからジッパー付きの保存袋に入れ、冷凍庫で保存します。

細かく分けるのが手間だなという方は、保存したい量のおからをラップで包み、1cmぐらいの厚みにしてからジッパー付きの保存袋に入れましょう。その後、2等分や4等分というように使いやすい分量に袋の上から菜箸で、筋目をいれておけば、使う時に簡単に取り出せて便利ですよ。生のおからを冷凍したものの保存期間は1週間〜10日です。

乾煎りしたもの

おからを乾煎りすると、おからの水分が抜けて長持ちする上に味が変わりにくくなります。先ほどご紹介した生のおからの冷凍保存の賞味期限は1週間~10日ですが、乾煎りすると冷凍保存の賞味期限は1か月になるのです。ずいぶん延びますね。

乾煎りするのは手間ですが、賞味期限がこれだけ延びますし、解凍した後は味付けするだけで調理の手間が簡単になりますから、ぜひチャレンジしてみてください。

では、おからを乾煎りして冷凍保存する方法をご紹介しましょう。

1.フッ素加工されたフライパンを準備してください。
2.おからを入れ、中火で15~20分ほど、水分を飛ばしながらサラサラになるまで煎ります。少しでも油断をすると焦げてしまうので、頑張りましょう。
3.乾煎りした後は、しっかりと覚ましてから、ジッパー付きの保存袋に入れて冷凍庫で保管します。水分が抜けていて、カチカチに固まることはないので、菜箸で筋を入れる必要はありません。

「賞味期限が延びるのは嬉しいけれど、フライパンで乾煎りするのは面倒だな」という方には電子レンジで乾煎りする方法もあります。

1.平たく大き目の皿に、生のおからを薄く広げ、ラップをかけずに電子レンジで500Wで6分程温めます。
2.外に出し、固まっている部分はほぐし、全体を混ぜて水分を飛ばします。
3.これを、3回程度繰り返し、水分がよく飛んだら、冷ましてジッパー袋に入れて冷凍します。

調理済みのもの

多めに調理したおからを冷凍保存しておくと、1品足りない時や弁当のおかずに入れたりできて、とても便利です。弁当用にする場合は、あらかじめ弁当に入れるシリコンカップ等に入れて冷凍しておけば、弁当箱に入れるだけで忙しい朝には助かりますね。

ただし、おからを調理する時に入れる具として、こんにゃくは控えましょう。こんにゃくは冷凍することで食感が変わってしまいます。調理済みのおからの冷凍保存の賞味期限は1週間〜2週間です。

冷凍保存する時のポイント

1. 少量ずつを小分けに

生のおからを冷凍する場合ですが、水分を多く含んでいる為にカチカチの塊になります。塊になってしまうと、冷凍庫から取り出した後に小分けするのは難しいほか、冷凍したものを冷凍庫から何度も出し入れをすることは良くありません。使う分ずつ小分けするか、菜箸で筋を入れて小分けしやすいようにしましょう。

2. 薄く平らにして

薄く平らにすることで、急速に均等に冷凍されやすくなります。味を変わりにくくさせるためにも薄く平らにした方がいいですね。

3. スペースに余裕のある冷凍庫で

スペースに余裕のない冷凍庫の場合、詰め込みすぎで冷気の出口をふさいでしまい、冷えにくくなることがあります。冷凍庫の容量に対して入れるものは70%くらいが理想のようですので注意しましょう。

また、いっぱい詰まった冷凍庫で気になるのが、臭い移りです。ラップは2重に包んで、必ずジッパー付きの保存袋にいれましょう。

要注意!解凍方法によって食中毒の危険

解凍する時は、自然解凍がおすすめです。ゆっくり解凍させることで、味が落ちずに生に近い状態でおからを食べることができます。時間に余裕を持ち、のんびり解凍していきましょう。

解凍の手順

1.冷凍おからを冷凍庫から冷蔵庫へ移します。
2.半日くらい冷蔵庫に置いて、その後に室内に移します。ゆっくり解凍が終わるのを待って、調理しましょう。

電子レンジでの解凍は傷む原因に

電子レンジでの解凍は、急激な熱の変化でおからが傷んでしまう可能性があります。早く解凍したいからとコンロの近くに置くのも危険です。季節や湿度によっては食中毒になる可能性もありますから、要注意ですね。

冷凍おからが向く料理、向かない料理

冷凍したおからは、生のおからと比べると味が落ちてしまいます。冷凍したおからは、おからそのものとして楽しむよりも、ハンバーグやお好み焼き、ドーナツのつなぎとして入れるなど、味の濃い料理の方が向いています。冷凍おからを使う際はぜひ参考にしてみてくださいね。

お弁当にも便利!冷凍おからのおすすめレシピ

それでは、冷凍おからを使用したおすすめレシピをいくつかご紹介します。どれも簡単にできるので忙しい方でもできますよ!

おからハンバーグ

ボールにおから、チアシードに水を加えたもの、にんにく、玉ねぎ、水で戻した麩とひじきを入れて混ぜ、塩胡椒してこねます。成形し、焼きあげればできあがり。お好みのソースで食べましょう。

卵や肉など動物性の食品を一切使わずに作るおからハンバーグです。いつものハンバーグと一風変わった、栄養豊富でヘルシーなハンバーグを食べるのもいいですね。

生おからケーキ

ボウルでたまごと甘味料を混ぜます。 菜種油、生おから、豆乳をその都度混ぜながら順番に入れていき、最後にレーズンを加えます。 よく混ぜたら、ふるった粉類を入れ、ささっとまぜ型に流しいれます。オーブンで焼きあげたらできあがり。

こちらも、菜種油や豆乳など植物性の食品だけのケーキです。甘味料をはちみつや玄米温糖、三温糖等を使うと、ダイエット中でも食べる罪悪感を感じないケーキですね。

おからの煮物

鍋に油を温め、水で戻した干し椎茸、人参、油揚げをさっと炒めます。調味料を加えて煮立ったらおからを入れ、好みの固さになるまで煮詰めます。長ネギを入れ、冷ましたらできあがり。

定番おからの煮物です。しっかり冷ました方が味が落ち着いて美味しいですよ。

おからコロッケ

茹でて潰したジャガイモに、おからの煮物を混ぜて成型します。 小麦粉、卵、パン粉の順番につけて、油で揚げればできあがり。

おからの煮物のリメイクおかずです。たくさん作って余ってしまった時等に簡単にできますね。

上手に保存して、最後まで美味しく食べよう

生のおからを一袋買うと、多すぎて使い切れないからと敬遠されていた方もいらっしゃると思います。しかし、安くて栄養豊富なおからを自分で料理して食べないのはもったいない!これからは上手に保存して、最後まで美味しく食べてみませんか?

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育児のかたわらライターをしています。元出版社勤務、料理も食べ歩きも...