正式名称は「モン・ブラン・オ・マロン」

パリでのモンブランの正式名称は「モン・ブラン・オ・マロン」です。「栗を使ったモンブラン」という意味ですね。見た目は茶色ですが、パリのモンブランも栗を使ったものが主流のようです。
ただし、日本のモンブランと大きく違うのはその大きさ!! アンジェリ-ナ本店のモンブランは大人の拳ほどもある大きさで、ひとつ食べれば満腹になってしまうほど。さすがヨーロッパですね。
銀座のアンジェリーナでも、パリ本店と同サイズの「オリジナルサイズ」が販売されています。日本向けの物はオリジナルサイズの半分である「デミサイズ」。お腹に余裕がある時、モンブランをおなか一杯に食べたい時などに、オリジナルサイズを注文してパリで親しまれる味を堪能してみてはいかがでしょうか。
ちなみに、純白な丸型をしたモンブランも存在するんですよ。「ジェラール=ミロ」というパリ・サンジェルマンにあるお店です。最初はびっくりしますが、「白い山」という語源を考えれば納得ですね。

愛され、進化し続けるモンブラン

みんな大好きだけど、実は詳しく知らないであろうモンブランの秘密に迫ってみました。迫田さんの、モンブランが広まって欲しいという願い、そして日本発祥の洋菓子かもしれないという点には驚きですね!
改めて、身近に食べているものや存在しているものが誕生した理由やつくった人たちの思いなどのストーリーを知ることで、身近なケーキがすごいものに見えてきますね。
今ではさまざまなお店が、独自のモンブランを研究していますので、モンブランの食べ歩きをしても面白いかも!! みなさんも、自分の好みにぴったり合ったモンブランを探して食べてみてくださいね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ