ライター : とも

子育てフードライター

瓶の蓋が開かなくなるのはなぜ?

気付かないうちにカチカチになってしまう瓶の蓋。原因は一体何なのでしょう。主な原因は、ふたつ考えられます。

冷蔵庫で冷やされ、蓋が収縮してキツくなった

瓶を冷蔵庫に入れると、当然ながら瓶の中の空気も冷えます。空気は冷えると体積が小さくなる性質があるため、瓶内の気圧が下がります。

瓶の外と内の気圧に差が生じ、瓶の外から強い力をかけることで蓋が開きにくくなってしまうのです。

内容物が瓶の口に付着し、接着剤のようになっている

はちみつやジャムのように、糖分と粘度が高いものが瓶の縁につくと、固まって蓋が開かない原因になります。

開かなくなったときの簡単な対処法3つ

1. 瓶のほうに力を入れてひねる

「蓋を開ける」と言うからには蓋をひねることに気を取られがちですが、実は瓶のほうに力を入れてひねるほうが簡単に開けられるんです。

円形のものは、直径が大きいものほど大きい力をかけることができます。ほとんどの瓶は、蓋よりも瓶の直径のほうが大きいです。そのため、瓶を包むようにしっかり持ってひねると蓋を開けやすくなりますよ。

瓶の蓋が開かない!というときには、まず試してほしい方法です。

2. 瓶の底を叩く

タオルの上に瓶をさかさまに置いて、瓶の底を叩いてみましょう。瓶に衝撃を与えると、蓋と瓶の間に空気が入るので蓋が開きやすくなります。ほかにも、蓋の縁を金づちで叩く方法も有効。叩くときは、瓶が割れないように力加減に気を付けてくださいね。
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