じゃがいもを煮崩れさせないコツ

じゃがいもを入れないメリットは分かったけれど、でもやっぱりカレーにはじゃがいもが入ってなきゃ!でもどろどろになってしまったり、芯が残っている状態は避けたい!という方へ、じゃがいもを煮崩れさせずにおいしく作るコツをご紹介いたします。

種類はメークインを選ぶ

じゃがいもにはさまざまな種類がありますが、一般的なスーパーでよく見かけるのは「メークイン」か「男爵」の2種類。そしてカレーなどの煮込み料理にもっとも適しているのは「メークイン」という品種の方です。

メークインは煮崩れしにくいのが特徴で、少し縦長い形をしています。一方、ポテトサラダや粉ふきいもを作る際は、まん丸とした形の男爵を使うのがおすすめです。

煮込む前に素揚げする

メークインがなかった場合や、どうしても煮崩れしてほしくない!という場合は、煮込む前に素揚げするといいでしょう。素揚げすることによって煮崩れないばかりか、ホクホク感も増してさらにおいしくなります。余った素揚げじゃがいもは、お弁当のおかずなどにも回せるのが嬉しいですね。

レンジで加熱してから冷ます

じゃがいもなどの固い野菜は、煮込み時間を短くするために、電子レンジで加熱してからお鍋に入れる方も多いと思います。この時、加熱してすぐに鍋に入れてしまうのではなく、一度しっかり冷まして粗熱を取ってから入れると煮崩れしにくくなります。

じゃがいもの切り方にも工夫を

じゃがいもは、あまり小さく切ってしまうと、煮込んでいるうちに崩れてなくなってしまいます。カレーの中に入っているじゃがいもの良さは、やはりゴロゴロ感にあると思いますので、完成した後もゴロッと残るように、大きめに切るようにしましょう。

乱切りがベスト

ゴロッとしたカレーが苦手な方などは、さいの目切りや千切りにしてカレーに入れたりすることもあるようですが、やはりここは乱切りが最適でしょう! 中くらいのサイズであれば、まず半分に切って、さらに半分に切ればOK。小さめのものなら切るのは1回、大きいなら2回目に切るのを半分ではなく3等分するなど、ゴロッと感が残りつつも大きすぎないような、ちょうどいいサイズを探してみてくださいね。

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