美容や健康に役立つ「炭酸水」の効果6選！飲むときのポイントも合わせて解説 (2ページ目)

炭酸水で血管が拡張されると、酸素や栄養素など細胞が再生するための素材が多く皮下組織に届きます。同時にその場に滞っていた老廃物が流されやすくなります。これにより健康な皮膚が再生する条件が整うため、肌の健康を保ちたいときにも炭酸水はおすすめです。

また、炭酸水を洗顔に使うと洗顔料の泡立ちもよくなり、洗い上がりもすっきりと感じられます。温度を高くしてしまうと炭酸ガスが抜けやすくなるため、注意しましょう。（※6,8）

3. 健康的な髪を作る

炭酸水は髪を洗うときに使ってみるのもよいでしょう。美容室でも取り入れられる炭酸ヘッドスパは炭酸水の洗浄力を活用したものです。炭酸水には頭皮の角質であるたんぱく質を気泡によって吸着して洗い流すはたらきや、毛根や毛髪部分にある皮脂を包み込んで取り除く作用があると言われています。

また、頭皮の血流を増やすことにもつながるため、頭皮に栄養を送り込むのにも役立ち、健康な髪を保ちたい方におすすめです。（※3,6）

フワサラの髪質に！「炭酸水シャンプー」で髪のアンチエイジング

「炭酸水シャンプー」は自宅で手軽に「炭酸ヘッドスパ」をおこなう美容法のこと。髪や頭皮をきれいにする効果が期待できて、フワフワでサラサラの髪質に切り替わります。作り方もやり方も簡単なので、ぜひ自宅ヘアケアとして試してみてください。

炭酸水の効果を高めるおすすめの飲むタイミング

起床時に飲む

炭酸水を飲むのにおすすめなタイミングのひとつは朝起きたときです。炭酸水のリフレッシュ作用で目覚めもよくなります。特に便秘対策がしたい場合は、朝起きてすぐに100～150mlの冷たい炭酸水を飲むとよいでしょう。

胃に入った炭酸水の二酸化炭素のはたらきで、胃の動きが活発になります。同じ神経に支配される腸も動き、便を押し出すのに役立ちます。冷えている炭酸水にすることでぜん動運動が活発になるため、よりおすすめです。（※6,8,9）

食事と一緒に飲む

食べすぎを抑えるためには、食事の直前や食事と一緒に炭酸水を飲むのがおすすめです。量としては300～500mlほど飲むと胃が膨らみ、満腹中枢が刺激されます。一方で100ml程度では胃腸の動きが活発になり、食欲増進になるため注意が必要です。

また、飲む温度も常温にしておくほうがよいでしょう。冷やしてしまうと胃が温度を上げようとして動きを活発にし、食欲増進につながる場合があります。（※7,9）

入浴のタイミングで飲む

入浴中に汗が出にくい方におすすめなのが入浴前にコップ1杯程度の炭酸水を飲むことです。入浴後の体が温かい状態で炭酸を飲むと、炭酸が血流を促して体が冷めにくくなります。

また、湯船に浸かるとリラックスできますが、炭酸水にも同じくリラックス作用があります。そのため、ストレス対策には湯船に浸かりながら炭酸水を摂取するのもおすすめです。（※3,8）