汁物に入れる

とろろ昆布に含まれる水溶性の食物繊維は、水によく溶ける性質があります。そのため、汁物に入れて食べることがおすすめですよ。水溶性の食物繊維は栄養素の吸収を緩やかにするはたらきがあるので、食後の血糖値の上昇を抑えることができます。また、コレステロールや塩分を体外に排出する作用もありますよ。(※5)

とろろ昆布の効能を活かすレシピ5選

1. とろろ昆布のなめたけ風

Photo by macaroni

えのきにとろろ昆布を合わせて作る、うまみたっぷりのごはんのお供です。とろろ昆布を加えることで、ちょうどよいとろみがつきます。とろろ昆布を煮ると水溶性の食物繊維が溶け出し、食後の血糖値の上昇を緩やかにすることができますよ。(※3)

2. 梅干しととろろのお吸い物

とろろ昆布と梅干しを合わせる即席のお吸い物。お湯を注ぐだけで簡単に作ることができます。とろろ昆布に含まれる水溶性の食物繊維を効率よく摂取することができますね。熱湯を扱うので、火傷しないように注意しましょう。

3. とろろ昆布とかぶのお漬物

とろろ昆布を使って作るかぶの漬物です。塩分の摂りすぎが気になる漬物ですが、とろろ昆布に含まれるカリウムの作用で、余分な塩分が体外に排出されやすくなりますよ。またカリウムは、むくみ対策にも役立つ栄養素です。(※4,5)

4. とろろ昆布ときゅうりの甘酢和え

きゅうりをたたいて、甘酢ととろろ昆布を和えるだけの簡単メニューです。あとひと品ほしいときに、すぐ作ることができますよ。前菜として食べれば、とろろ昆布に含まれる「グルタミン酸」の作用で、胃腸を保護することができます。(※10)

5. 鯛のとろろ昆布じめ

鯛のお刺身にとろろ昆布を和えて作る、即席の昆布じめ。手軽に高級感のあるひと品ができますよ。とろろ昆布に含まれるグルタミン酸には、過食を抑えるはたらきがあります。(※8)
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