ビタミンB1

切り干し大根には、100gあたり0.35mgのビタミンB1が含まれています。

ビタミンB1は糖質をエネルギーに変えるときに必要なビタミンで、糖質の代謝に欠かせない栄養素です。不足すると倦怠感やむくみ、食欲不振などの症状が起こることがあります。

水に溶けやすい水溶性ビタミンなので、切り干し大根を食べるときは、煮汁ごと食べると効率よくとれますよ。(※1,8)

切り干し大根をダイエット中に食べるコツ

コツ

  1. 調味料に注意
  2. 食事の一番はじめに食べる
  3. よく噛んで食べる

調味料に注意

切り干し大根を煮物やサラダで食べるときは、調味料に含まれる糖質や脂質にも注意しましょう。

煮物で使う砂糖には、大さじ1杯あたり8.9g、みりんは大さじ1杯あたり7.8gの糖質が含まれています。ダイエット中は薄味を意識して、素材の味を楽しめる味付けにすれば調味料の量を抑えることができますよ。

また、マヨネーズやドレッシングには脂質が多く含まれています。ダイエット中はカロリーをカットしたものや、ノンオイルのものを使うのがおすすめです。(※9,10,11)

食事の一番はじめに食べる

切り干し大根に豊富に含まれている水溶性食物繊維は、糖質の吸収をおだやかにするはたらきがあります。食事の一番はじめに食べることで消化吸収をゆるやかにし、血糖値の急上昇を抑えて太りにくくする作用があります。

また、水溶性食物繊維は胃や腸のなかをゆっくり移動するのでお腹が空きにくくなり、食べ過ぎを抑えるはたらきもありますよ。(※12,13)

よく噛んで食べる

ダイエット中に切り干し大根を食べるときは、食感を楽しんでよく噛むようにしましょう。たくさん噛むと満腹中枢を刺激する脳内物質が分泌され、少ない量でも満腹感を感じることができます。

加熱時間を短くして歯ごたえを残したり、噛みごたえのある食材と組み合わせて食べたりするのもおすすめですよ。ひと口あたり30回を目標に、たくさん噛むようにしましょう。(※14)

ダイエット中におすすめ!切り干し大根のレシピ5選

1. 切り干し大根のタイ風サラダ

Photo by macaroni

切り干し大根のシャキシャキとした食感が楽しめる、油を使わないサラダです。歯ごたえがある食感なので、食事の一番はじめに食べてたくさん噛むようにしましょう。よく噛むことで少ない量でも満腹中枢が刺激され、食欲を抑える作用がありますよ。(※14)
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