八丁味噌の使い方

八丁味噌を使う代表的な料理といえば、名古屋めしでおなじみの味噌煮込みうどんや、どて煮を思い浮かべる人が多いはず。八丁味噌はほかの味噌と比べて旨味が強いため、長時間加熱しても風味が飛びにくく、煮込み料理に適しています。

また、マヨネーズや油と混ぜてドレッシングやたれにしたり、中華調味料の甜麺醤代わりに使ったりするのもおすすめですよ。

八丁味噌を使うおすすめのレシピ3選

1. 八丁味噌の名古屋風おでん

八丁味噌に砂糖やみりんなどを加えるおでんは、東海地方のご当地グルメ。甘辛い煮汁がたっぷり染みこんだ大根や練り物は格別のおいしさです。焼き豆腐や牛すじ肉も八丁味噌に合うので、いろんな具材を入れて作ってみてください。

2. 濃厚なたれの味噌かつ

名古屋めしを代表する定番の揚げ物といえば、えびフライと味噌かつ。そのうちの味噌かつは、とんかつに八丁味噌で作る濃厚なたれをかけます。八丁味噌は水分が少なく硬いので、丁寧に溶かすのがポイント。ごはんにのせて味噌かつ丼にすれば、さらにおいしいですよ。

3. 八丁味噌の煮込みうどん

名古屋めしの王道中の王道、味噌煮込みうどんは八丁味噌で味付けするのが一番の特徴です。肉や野菜などをたっぷり入れて、具だくさんにするとさらにおいしさがアップ。具材の旨味がスープに溶けだして、八丁味噌のコクと旨味をより引き立ててくれます。

伝統の八丁味噌を料理に活用してみよう

八丁味噌は、愛知県岡崎市で江戸時代から作られてきた伝統の調味料。独特の黒い見た目と風味が特徴です。旨味が強く煮込んでも風味が飛びにくいため、おでんや煮物などに最適。まだ八丁味噌を使ったことがない人も、一度試してみてください。ご当地の味をおうちで堪能できますよ。
【参考文献】
(2023/02/08参照)
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