ライター : Raico

製菓衛生師 / スイーツ&フードアナリスト / フードライター

まずは名古屋飯をチェック!

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名古屋名物には欠かせない「名古屋飯」。味噌カツ、ひつまぶし、味噌煮込みうどん、手羽先、あんかけスパゲッティ、小倉トーストなどたくさんあり、ディープで独特の味わいが魅力です。全国展開しているお店もありますが、せっかくなら「本場の味」を堪能したいもの。有名店や地元客が通うお店など、現地在住のライターが観光客向けに、おすすめのお店をご紹介します。

1. 3度味を楽しめるひつまぶし「鰻う おか冨士」

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名古屋駅からひと駅の、名古屋市営地下鉄 伏見駅より徒歩3分。御園座タワー1階「鰻う おか冨士(うなう おかふじ)」はあります。交通アクセスのよい場所にあり、全国的に有名な名古屋の鰻店「うな富士」の、正式なのれん分けのお店です。

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すっきりとした上品な雰囲気で、落ち着いてゆったりと過ごせる店内。テーブル席のほか、個室もあります(席料別)。

上ひつまぶし

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4,840円(税込) ※吸物、香の物付き
おひつ入りのごはんに、こんがりと焼かれた鰻の蒲焼きがのったひつまぶし。薬味とだしはおかわりOKです。1杯目はそのままで、2杯目はわさびやねぎの薬味をのせて、3杯目はだしを注いでお茶漬けに。4杯目は好きな食べ方でいただきます。

炭の香りが香ばしく、表面はパリパリで鰻の身はやわらかうな富士から譲り受けたたれは濃すぎず、鰻の味を引き立てます。脂がのっているのに、だしをかけると後味がすっきり。うなぎ丼やうな重もあり、それぞれ「肝入り」も人気でおすすめですよ。
店舗情報

2. 老舗洋食店の味噌カツ「すゞ家 赤門店」

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名古屋市営地下鉄 上前津駅から徒歩7分ほど。赤門交差点から一本西に入った通りに、「すゞ家(すずや) 赤門店」はあります。1947年創業の老舗洋食店で、シンプルながら品のある佇まいです。

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絵画が飾られた、シンプルで落ち着いた店内。温かく丁寧な接客でおもてなししてくれますよ。地元客のみならず観光客で賑わいがあり、意外と年配のお客様も多く来店しています。

味噌ヒレカツ定食

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1,760円(税込) ※味噌汁、ごはん、漬物付き
味噌カツは、ヒレとロースが選べます。キメの細かい自家製パン粉が付いた、俵形のヒレカツ。薄付きの衣はさくっと軽い食感で、上質な豚肉の脂がしっとりしてやわらかです。

干し柿が入れられた味噌だれは、濃すぎない自然な甘味が特徴。別皿で提供されるため、お好みで味噌だれの量を調節できますよ。卓上のソースや塩をかけ、「味変」を楽しんでもOK。
店舗情報

3. 手羽先唐揚げの元祖「風来坊 エスカ店」

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手羽先の2大人気店のうち、元祖として知られる「風来坊」。名古屋を中心に店舗展開されています。名古屋駅からすぐの新幹線地下街エスカにある店舗は、午前11時から通し営業をしているお店です。時間を気にせず寄りやすいのも魅力。

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奥まった場所にありながら、平日17時半には多くの人でにぎわっています。気軽に立ち寄りやすいカジュアルな雰囲気。行列ができることも多いですが、比較的回転は早めです。
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