ライター : macaroni編集部

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注目のチーズステーキ専門店、幡ヶ谷「トヨダチーズステーキ」

Photo by 桑原恵美子

2018年5月にオープンした「トヨダチーズステーキ」があるのは、京王線幡ヶ谷駅から3分ほど歩いた甲州街道沿い。外から見えるメニューが英字ばかりで、異国感漂う佇まいです。

Photo by 桑原恵美子

お店に入ると、左手にキッチンと注文カウンター、右手にイートインスペースが広がります。

Photo by 桑原恵美子

店長の橋本晋一さん
同店が生まれたのは、アメリカンフットボール選手だったオーナーが、交歓試合でアメリカを訪れたとき、チーズステーキやプルドポークにハマったことがきっかけ。日本でも食べられるお店を探したものの見つからず、自ら開業するに至ったそう。

日本でほとんど知られていない料理ということもあり、オープン当時はお客の約7割が外国人。通りすがりに看板を見て、大喜びで入ってくる方が多かったそうです。

その傾向が少し変わったのが、2020年の外出自粛期間。近隣のデリバリー利用者が大幅に増えたことで、配達に力を入れている同店を知ってハマり、リピーターが急増。

名物「チーズステーキサンド」を実食!

チーズステーキの正式名は、「フィリー・チーズステーキ・サンドイッチ」。「フィリー」とは、ペンシルベニア州フィラデルフィアの略称です。

炒めた薄切りの牛肉と溶かしたチーズを挟んだホットサンドで、フィラデルフィアのいたるところで食べられている人気料理なのだとか。

ガーリックチーズステーキ

Photo by 桑原恵美子

850円(税別)
トッピングやソース違いのメニューが複数あるなかで、一番人気なのが「ガーリックチーズステーキ」です。

チーズとお肉がたっぷり挟まれ、熱々のチーズがとろ〜りと。食べやすいよう、半分にカットして提供されます。

Photo by 桑原恵美子

ニンニクの効いた牛肉にチーズがしっかり絡み、たまらないおいしさ!パリパリに焼き上げられたバゲットの食感も心地よく、一度食べたらクセになる味わいです。

このようなお肉とチーズはよくある組み合わせですが、なぜフィラデルフィアでは熱狂的に愛されているのでしょう?

「アメリカの食は、塊肉の文化。こういう薄切り肉をソテーした料理はむしろ珍しく、抜群のおいしさも相まって名物にまでなったんです」(橋本さん)

Photo by 桑原恵美子

本場とは少し作り方を変えている部分もあります。

アメリカでは非常に安い価格で売られているので、パンも安価なボギーロールを使っている店が大半。ですが同店では、風味の良いバゲットにこだわっています。

また、「プロバロンチーズ」というクセの強いチーズを使うのが本場流ですが、同店は日本人向けにチェダーチーズとブルーチーズをミックスして使用しています。

忘れずに食べておきたい「プルドポーク」

チーズステーキに負けず劣らずのおいしさなのが、「プルドポーク」。

Photo by トヨダチーズステーキ

プルドポークとは、豚の塊肉をやわらかくなるまでじっくり火を通し、細かくほぐしたバーベキュー料理。

本来はスモークした豚肉を使いますが、最近は煮込んだり、オーブンで焼き上げてからほぐしたりしても「プルドポーク」と呼ばれることが多くなっているのだそう。

「トヨダチーズステーキ」のプルドポークは、本来の作り方を忠実に守り、じっくりスモークしているのが特徴です。

プルドポークサンドイッチ

Photo by 桑原恵美子

700円(税別)
特注のブリオッシュ生地のバンズにプルドポークをのせ、手作りのコールスローをトッピングしています。

ひとくち食べて驚いたのが、舌で軽く押すだけでくずれるほどのプルドポークのやわらかさと、たっぷりの肉汁。スモークの香りとともに、爽やかな酸味もほんのり効いた奥深い味わいです。

キャベツの甘みを引き出したコールスローが、ほどよい爽やかさをプラスしています。

Photo by 桑原恵美子

橋本さんによると、歯が悪くて普段肉を食べられないお年寄りの方が「これなら食べられる」と足繁く買いに来るそう。

「お肉を白いご飯にのせて、ワサビと醤油をかけて召し上がっているそうです。自分も試してみましたが、最高においしいですよ」(橋本さん)

Photo by 桑原恵美子

ブリオッシュ生地のバンズは、プルドポークと同じほどのやわらかさ。抜群の一体感で、”飲む”ようにスルスルと喉を通っていきます。

「写真映えするチーズステーキを注文される方が多いのですが、このプルドポークも本当にオススメなんです!」(橋本さん)

「プルドポーク」がやわらかくおいしい秘密

「プルドポーク」のやわらかさとジューシーさの秘密を探るべく、調理の様子を見せていただきました。

Photo by 桑原恵美子

「トヨダチーズステーキ」のプルドポークは、豚バラのブロック肉に10種類ほどのミックススパイスを塗り、スモーク材でいぶしながら12〜15時間かけて低温で火を通しています。

Photo by 桑原恵美子

中の水分が抜けないよう研究し、アップルビネガーをスプレーしながら付きっきりで焼き上げています。このような作り方をしているのは、燻製料理を専門とする高級店だけなのだそう。

焼きあがるタイミングによっては徹夜になることもあり、日本でなかなか増えない理由がわかったとか……。
▲完成すると、手で触れるだけで勝手にほぐれるほどやわらかくなり、中はしっとり。スモークとアップルビネガーの香りが隠し味です
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。店舗によっては、休業や営業時間を変更している場合があります。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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