抗酸化作用がある「セサミン」

セサミンはごま油特有の栄養素。抗酸化作用があるため、余分な活性酸素を取り除くのに役立ちますよ。活性酸素は加齢やストレスなどによって増加し、過剰になると老化を引き起こすおそれが。ごま油をはじめとする、抗酸化物質が豊富な食品を摂って対策しましょう。

セサミンのほかにも「セサミノール」「セサモール」などの抗酸化物質が含まれており、その量はごま油の約1%を占めます。(※5,8)

ダイエット中にごま油を使うポイント

ポイント

  1. 計量する
  2. 適量を摂る

計量する

ごま油にはさまざまな栄養が豊富で、糖質が含まれていないのがメリットです。しかし、前述したように、ごま油小さじ1杯のカロリーは37kcal。少量でもカロリーが高いので、使い過ぎないようにすることが大切です。

ダイエット中の方は、ごま油を計量スプーンで計って調理に使うようにしましょう。(※1,2)

適量を摂る

ごま油をはじめとする調理油を摂り過ぎると、余分な脂質が体脂肪として蓄積されるおそれがあるため、ダイエット中は注意が必要です。

一日に摂ってよい調理油の目安量は、女性の場合、小さじ3杯半(約大さじ1杯)程度。揚げ物は多くの調理油を使うため、食べる頻度は週に1回にとどめるのが理想的です。(※3,9,10)

ごま油のカロリーをオフする方法

ごま油自体をカロリーオフする方法はないので、使用量を控えるほか、使い方を工夫しましょう。野菜炒めを作る際は、野菜を下ゆですると、ごま油が吸収される割合を抑えられます。

揚げ物を作る場合は、衣に注意が必要。衣が厚いほど、ごま油が食材に吸収される割合が増えるため、天ぷらやフライではなく素揚げや唐揚げにするのがおすすめです。また、なすやしいたけのように水分量が多い食品ほど、ごま油を吸収しやすいため、なるべく避けましょう。(※10,11)

ダイエット中でも。ごま油を上手に活用するレシピ4選

1. たたききゅうりの漬物

Photo by macaroni

きゅうりをたたいてひと口大にちぎり、ごま油入りの合わせ調味料で漬け込むシンプルなレシピです。きゅうりは100gあたり14kcalと低カロリーな野菜のひとつ。気になるごま油のカロリーは、摂り過ぎないよう気を付けることに加え、ほかの食材で調整するのがおすすめです。(※1)
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