ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

バスチーが濃厚チョコ味でお目見え!

Photo by muccinpurin

2020年11月10日(火)、ローソンから「バスク風ショコラチーズケーキ」が発売されました。

オリジナルのバスチーはもはやローソンの殿堂入りスイーツとなり、これまで数々のヒット作を生み出してきたバスチーシリーズ。今回は初のショコラ味ということで、バスチーの魅力がどこまで再現されているか注目されます。

これまでのバスチーをおさらい

2019年3月に発売されたバスチーはねっとりと濃厚な食感がウケ、あれよあれよという間にバスチーブームを巻き起こしました。以降プリンをのせた「プリンバスチー」、シェアして食べる「ビッグバスチー」、アイスにもアレンジされるなど、定期的にシリーズ商品を発売。

基本的にカラメルソースをアクセントにしたチーズ味がメインでしたが、2020年7月に「お抹茶バスチー」を発売し、渋い大人の魅力を見せつけました。

バスク風ショコラチーズケーキ

Photo by muccinpurin

「バスク風ショコラチーズケーキ」225円(税込)
今作のバスチーの注目点といえば、ベースにチョコレートを使っているところ。これまでのバスチーは、濃厚なチーズケーキにほろ苦いカラメルソースをアクセントにしたベーシックな味が魅力だったので、今作がショコラチーズケーキと聞いて驚いたのは筆者だけではなかったはずです。

とはいえそこは、数々の伝説を作ってきたバスチー。しっかりとおいしく仕上がっていることを期待しましょう。

Photo by muccinpurin

クリームチーズにサワークリームをブレンドし、2種のチョコレート、北海道産の生クリームを混ぜ込んだ、とことんリッチな生地の様子。チーズケーキとチョコレートとはあまり味のイメージが付きませんが、さっそく試食してみましょう。

濃厚なのにあと味すっきり!

Photo by muccinpurin

チョコレートで茶色に染まった生地は、一見バスチーであることを忘れそうになりますが、ビターなチョコの香りとともにチーズのミルキーな香りがふわり。

Photo by muccinpurin

フォークをはねのけるようなバスチーゆずりの濃厚な生地は健在。ねっとりとしたコクのある生地とチョコレートの風味がよくマッチしていますよ。

濃厚さはあるものの、チョコレートのビターな味わいとほんのりとした酸味があるため、甘すぎずとても食べやすいのが印象的です。

Photo by muccinpurin

冷蔵庫から出してすぐは生地が詰まってひんやり濃厚ですが、室温で生地がゆるむとぽってりとろ~りとした舌触りになるのもバスチーの魅力。時間が経つにつれて変わる食感が、バスチーのおいしさをより高めてくれます。

チョコレートと聞くと甘さが強く、チーズの味わいや香りを消してしまうのでは……と心配していましたが、とんでもない!サワークリームを合わせることで酸味をプラスし、チョコレートの甘さとのバランスをしっかりと取っていました。さすがはバスチー、御見逸れしました。

バスチー、向かうところ敵なし!?

Photo by muccinpurin

チーズの味わいをそのままに、こっくりとした濃厚さとすっきりしたあと味でおいしい余韻を残してくれた「バスク風ショコラチーズケーキ」。季節の移ろいとともに濃厚なショコラ系がおいしく感じる、いまの季節にぴったりなスイーツでした。

宇治抹茶、ショコラなど、異なるフレーバーで新たな魅力を発信し続けるバスチー、今後の展開も楽しみですね。

※本記事は個人の感想に基づいたものです。味の感じ方には個人差がありますのでご了承ください。

商品情報

■商品名:バスク風ショコラチーズケーキ
■価格:225円(税込)
■カロリー:1個当たり260kcal
■販売日:2020年11月10日(火)
■販売場所:全国のローソン各店
※店舗によって、お取り扱いのない場合がございます。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ