中心部から少し離れ、最後はお味噌屋さんに

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最後に商店街の少し離れにある、小島みそ店さんに寄りました。ずらりと並ぶ味噌樽は圧巻です。「いらっしゃい、何にしますか」と、思わず “お母さん” と呼びたくなるような、やさしい雰囲気の店主が迎えてくれました。

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昭和6年創業、商店街の中心部からは少し離れているにもかかわらず、「いつものください」と常連さんがひっきりなしに訪れます。全国各地の味噌が手に入るだけでなく、料理に合うよう店主自らブレンドしたものも販売されています。

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数十種類ある味噌は、350円前後で少量から購入することができます。なかには「もち米麹味噌」「発芽米麹味噌」など、あまりスーパーでは見かけないものも。自分好みの味噌を見つけるのも楽しそうです。

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せっかくお味噌屋さんに来たので、普段あまり買わない赤だし用の味噌がほしいと伝えると、「赤だしには八丁味噌をブレンドしたこのお味噌ね」と味見をさせてくれました。コクがあって大豆の甘味も感じられ、とってもおいしい!

また、味噌樽の淵に味噌から出る水分がたまるとカビやすいため、2日に一回かき混ぜるそう。小柄な店主には大変な作業です。手間ひま掛けられたありがたい味噌を購入し、帰って夕飯の準備です。

ジョイフル三の輪商店街のおいしいもの集めました

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ほっこり温かな気分で帰宅し、さっそく夕飯作り。小島屋さんで購入した赤だし味噌で、落とし卵の赤だしを作っている間に、豚もも肉のベーコン巻きを焼き、お惣菜と刺身をお皿に盛り替える。調理時間10分で、夕飯の完成です。

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特にこの背骨煮、パートナーがとても気に入ったようで、「この味で肉の塊を食べたい」とのこと。醤油ベースの甘辛い味付けに、五香粉らしきスパイスがガツンと香ります。店員さんのあと押しのおかげで、家庭では出せない、本格的な味に出会うことができました。

食を通して、人の温かさを感じられる商店街

でき合いのものを並べただけの夕飯ですが、商店街で出会った方々の顔を思い浮かべながら食べるご飯は、より一層ありがたく、おいしく感じました。作り手、売り手の顔が見える対面販売ならでは。

新しい味に出会ったり、温かな人とのつながりを感じることができたりする。これが筆者の思う商店街を訪れたくなるワケです。
企画・文 / 高崎 瑞輝(macaroni編集部)
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