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適度に砂糖を加える
アルコールの分解には、体内の糖分が必要だとされています。また、低血糖が二日酔いの原因となる説も。コーヒーに適度に砂糖を加えることで、アルコールを分解する際のエネルギー源になったり、低血糖を抑えたりするのに役立ちます。(※10,11)
飲み過ぎない
二日酔いや頭痛の対策としてコーヒーを取り入れる場合でも、飲み過ぎには注意が必要です。二日酔いのときには、とくに水分補給が重要。
コーヒーには利尿作用があるため、水分代わりにコーヒーを飲むような飲み方だと、アルコールの分解に必要な水が不足し、アセトアルデヒドを排出する妨げになるおそれがあります。(※1,3,12)
コーヒーには利尿作用があるため、水分代わりにコーヒーを飲むような飲み方だと、アルコールの分解に必要な水が不足し、アセトアルデヒドを排出する妨げになるおそれがあります。(※1,3,12)
コーヒー以外に。二日酔い対策に役立つ水分の摂り方
ここまで、コーヒーに期待できる二日酔いへの作用をご紹介しましたが、コーヒーを飲んだだけで二日酔いが治るというわけではありません。コーヒー(カフェイン)の作用には個人差があり、過剰摂取にも注意が必要です。
二日酔いを治すには、水分を十分に摂ってなるべく安静に過ごすことが重要。二日酔いのときの水分の摂り方を詳しく見ていきましょう。(※1,7)
二日酔いを治すには、水分を十分に摂ってなるべく安静に過ごすことが重要。二日酔いのときの水分の摂り方を詳しく見ていきましょう。(※1,7)
ポイント
- 寝る前に水分を摂る
- 水や経口補水液を飲む
- 水分は常温で摂る
飲んだ翌日の脱水対策には、寝る前に水分補給しておくことが大切です。また、胃への刺激にならないよう、なるべく常温の水を飲むようにしましょう。
水のほか、糖分を含むスポーツドリンクや経口補水液を飲むのもおすすめ。前述したようにアルコールの分解には糖分が必要であり、水分の効率の良い吸収にも役立ちます。(※10,13,14)
水のほか、糖分を含むスポーツドリンクや経口補水液を飲むのもおすすめ。前述したようにアルコールの分解には糖分が必要であり、水分の効率の良い吸収にも役立ちます。(※10,13,14)
【Q&A】吐き気があるときにコーヒーを飲んでよい?
A:吐き気があるときはコーヒーはおすすめしません。
二日酔いによる胃もたれや吐き気があるときは、強い酸性の胃酸の分泌が促進されて不快な症状が引き起こされていると考えられます。コーヒーに含まれるカフェインにも胃酸の分泌を促すはたらきがあるため、吐き気があるときはコーヒーを飲むのは避けましょう。(※8,15)
二日酔いによる胃もたれや吐き気があるときは、強い酸性の胃酸の分泌が促進されて不快な症状が引き起こされていると考えられます。コーヒーに含まれるカフェインにも胃酸の分泌を促すはたらきがあるため、吐き気があるときはコーヒーを飲むのは避けましょう。(※8,15)
【Q&A】二日酔いにブラックコーヒーは逆効果?
A:胃の負担を減らすためにはブラックコーヒーよりも、牛乳を入れたカフェラテのほうがいいとされていますよ。
二日酔いになっているときは、前日に飲んだアルコールの作用により、胃が荒れた状態。カフェインも、アルコールと同じく胃酸の分泌を促進する作用がある成分です。ブラックコーヒーを飲むことで胃の状態が悪化してしまうおそれがあります。(※1,8,16)
二日酔いになっているときは、前日に飲んだアルコールの作用により、胃が荒れた状態。カフェインも、アルコールと同じく胃酸の分泌を促進する作用がある成分です。ブラックコーヒーを飲むことで胃の状態が悪化してしまうおそれがあります。(※1,8,16)
【Q&A】コーヒーはどのくらい飲めば二日酔いに効く?
A:コーヒーに含まれるカフェインの作用には、個人差があります。そのため、確実に二日酔いの症状を抑える量に関しては一概にいえません。
さらに、カフェインを摂り過ぎてしまうと睡眠の質の低下や不安のほか震え、めまいや吐き気などにつながるおそれがあります。
カナダ保健省(HC)では、コーヒーの摂取量について健康な成人でマグカップ約3杯程度までにとどめておくのが望ましいとされています。ただし、コーヒー以外からもカフェインを摂取している場合は調整が必要です。(※7)
さらに、カフェインを摂り過ぎてしまうと睡眠の質の低下や不安のほか震え、めまいや吐き気などにつながるおそれがあります。
カナダ保健省(HC)では、コーヒーの摂取量について健康な成人でマグカップ約3杯程度までにとどめておくのが望ましいとされています。ただし、コーヒー以外からもカフェインを摂取している場合は調整が必要です。(※7)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。