ライター : 渡辺 りほ

管理栄養士

学校給食センターにて、管理栄養士として献立作成や食に関する指導に従事した経験から、子どもたちだけでなく幅広い世代への「食育」に興味を持つ。現在は在宅WEBライターとして、栄養…もっとみる

えのきを食べるだけのダイエットでは痩せない

えのきはダイエット中の食事に役立つ食品のひとつですが、えのきを食べるだけで痩せるというわけではありません。えのきばかりを食べていると、栄養バランスが崩れたり、ストレスがたまったりするおそれも。極端な食生活にならないよう、注意してください。

体重を減らすには、規則正しい食生活や運動が大切です。えのきダイエットを実践するときは、運動習慣の見直しや食事量の調整も意識しながらおこないましょう。(※1)

えのきダイエットの効果

カロリーコントロールができる

えのきは低カロリー食材であるため、ダイエット中のカロリーコントロールに役立ちます。えのきのカロリーは、100g(1袋)あたり22kcalです。

えのきは淡白な味わいなので、細かく刻んでひき肉の代わりに使うといったように、料理のカサ増しに活用できます。食べごたえをキープしつつ、カロリーを抑えたいという方にぴったりの食材です。(※2,3)

整腸作用

えのきには、整腸作用がある「食物繊維」が豊富に含まれています。100gあたりの含有量は、3.9gです。

食物繊維は便の体積を増やして便秘対策に役立つほか、腸内細菌に利用されることにより腸内環境を整える作用があります。ダイエット中の便秘が気になる方は、えのきをはじめとした食物繊維が豊富な食品を積極的に摂りましょう。(※2,4)

食べ過ぎ対策

食物繊維が豊富なえのきは噛みごたえがあり、食べ過ぎ対策に役立ちます。よく噛んで食べると「満腹中枢」が刺激されるため、食事の量を減らしても満足できるようになりますよ。

また、食物繊維には糖質の吸収スピードをゆるやかにして、食後の血糖値の急上昇を抑えたり、余分な糖質の排出を促したりする作用があります。(※5,6)

脂肪の代謝を促す

えのきの抽出物である「エノキタケリノール酸」は、内臓脂肪の減少を促す作用がある成分です。エノキタケリノール酸が脂肪分解に関わる神経伝達物質を活性化させることにより、脂肪組織の減少につながることが動物実験により明らかになっています。

エノキタケリノール酸を効率よく摂るには、凍らせたり加熱したりして、えのきの細胞壁を壊すのがポイントです。(※7)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
この記事に関するキーワード

特集

FEATURE CONTENTS