大阪発の名店「熊の焼鳥」が中目黒に！希少部位だらけの絶品コースの全貌をレポ (4ページ目)

待ってました、第二弾！「熊の焼鳥といえばこれ」といっても過言ではないくらい、有名なTKG。

この “黄金の宝石” のような2つの玉、卵黄ではなく「きんかん（※）」という部位なんです。

※卵が生み出される前の卵巣

Photo by macaroni

手に持てるくらい弾力のあるきんかん。プシュッと割って卵液をごはんに回しかけます。こんな絵見たことない……！

ほんのり出汁のきいた特製醤油と、卵のコクが奇跡のタッグを実現させています。濃厚なのに何杯でも食べられるくらい、もったり感がありません。

気まぐれ丼（この日はハツモト）

Photo by macaroni

もうひとつの〆ご飯は気まぐれ丼をチョイス。ねっとりしたハツモトがたっぷり、ご飯にはさっぱりしたポン酢がしみ込み、ねぎのアクセントがきいています。

コースは以上、デザートのアイスで終わりです。いや〜〜満足満足！

店長のいちおし！一日2〜4本限定「背肝」

Photo by macaroni

コースは終了しましたが「店長！最後におすすめの一本をください」と伝えたところ、提供してくださったのがこちら。

一日に2〜4本しか出せないという、背肝。わたしたちもはじめてのご対面です。

口に入れた瞬間にとろっととろけ、それでいてコリっとした食感。綺麗な脂の旨みも楽しめます。ひと串のなかで、ちょっとずつ食感が違うのもおもしろかったですね。

予約するなら今のうち！究極の焼鳥体験を

これまでの焼鳥とは完全に違う、こだわりを感じるコース内容でした。フューチャーされている「熊のたまごかけご飯」もそうですが、背肝やずりとろ、ずりのえんがわなど、今までに出会ったことのない部位を楽しめるのも最大の魅力ですね。

2020年11月以降は会員制に。現在は完全予約制なので、まずは食べてみたい方はお早めに。きっとはじめての焼鳥体験ができるはずですよ。