5. ひき肉やカットされた肉を使う

Photo by kazuhiro gohda

「肉を切る作業は手や包丁も汚れるし、皮を剥いだり、筋を切ったりと時間を要します。なので、私はあらかじめカットされた肉かひき肉を使うことが多いです。特にひき肉は細かくなっているぶん火が通りやすいですし、手ごろなので使わない手はありません。鶏肉と卵の親子煮でも鶏のもも肉にこだわる必要はなく、代用できるものは代用していいと思っています」

6. 調味料はまとめて用意して、計量しない

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「“これくらい入れたら大さじ何杯ぶん”というのが感覚でわかっているので、調味料はいちいち計量しません。鍋やフライパンに調味料を直接入れていきます。これは慣れもあるかと思いますが、鍋やフライパンに調味料を直接加えます。使う調味料は、調理台の上に先にまとめて用意しておいたほうがもたつきません」

7. キッチンばさみを多用する

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「刃物野菜や薬味などをさっと加えたいときは、できるだけキッチンばさみを使います。大きさや見た目は気にせず、ザクザクと切っていきましょう。キッチンばさみは使い終わったらさっと水で流すだけでいいので、包丁を使うよりずっとラクです。まな板を出したり洗ったりの手間が省けます」

8. 鶏ハムを常備しておく

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「つくりおきはあまりしないのですが、鶏ハムだけは常備しています。鶏ハムをつくっておくと、“ちょっとボリュームが足りないかな?”と思う日は、そのまま副菜として出してもいいですし、サラダや和え物に加えたり、かさましに使えたりして便利なんです。鶏ハムの作り方ですが、鶏むね肉2枚を砂糖(大さじ1杯)との塩(小さじ1杯)でひと晩漬け、鍋に水と酒(適量)と一緒に入れてゆでます。沸騰したら極弱火で20分くらい火を通せば完成です。冷蔵庫で4、5日ほど保存できますよ」

9. 牛乳パックをまな板の代わりにする

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「肉類をまな板で切ると洗うのが面倒なので、まな板は使いません。よく見るアイデアだと思いますが、私も牛乳パックを愛用中。息子たちが毎日牛乳を大量に飲むので、牛乳パックがたくさんあるんです。さっと洗って開いて乾かしておくだけなので、それほど手間ではないですよ。切り終わったらポイっとそのままゴミに捨てられてラクです」

10. 副菜は火を使わずにつくる

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「副菜作りはメインの料理に火を通している間にちゃちゃっと済ませます。電子レンジで火を通すのがあまり好きではないので、副菜は火を使わずにつくれるものが多いです。トマトやきゅうり、もやしにアボカドなどをよく使いますね。全体のバランスを見て、豆腐や海藻類で副菜をつくることもあります」

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