3. インパクトある味わい「マルスケ」

Photo by macaroni

※この店舗は閉店しています

大人気を博した「CURRY SHOP 豆くじら」から、屋号を変えて再スタートを切った「カレーと酒。marusuke(マルスケ)」。早稲田通り沿いの、「豆くじら」と書かれた赤いファサードが目印です。

店内は壁沿いにカウンターがずらりと並び、テーブル席も豊富なので、ひとりでも複数人とでも楽しむことができます。

カレー2種盛り

Photo by macaroni

1,200円(税込)
初めてであれば、定番のチキンカレーと麻婆キーマが一度に味わえる「カレー2種盛り」がおすすめ。きれいな盛り付けは、思わず写真を撮りたくなりますね。

シャバシャバなチキンカレーは、スパイスの爽やかな香りが広がり、辛さのなかに凝縮した鶏の旨味を感じます。油感の残った麻婆キーマは、期待通りのシビレ感!ホールの花椒がビシッとシビレを効かせ、ゴロゴロしたひき肉の旨味も堪能できます。単体でもおつまみになりそう……!

インドの漬物アチャールで口を休めながら、夢中でほおばりたくなる極上スパイスカレーですよ。
店舗情報

4. この独創性がクセに「ネグラ 妄想インドカレー」

Photo by macaroni

南口のパル商店街から一本入った路地に位置する「ネグラ 妄想インドカレー」。その名の通り、店主・大澤さんの妄想(=センス)で作られた独創的なカレーが人気のお店です。さまざまな旬野菜や世界各地から仕入れた野生スパイスを使い、南インドの庶民食「ミールス」を提供していますよ。

高円寺らしいエキゾチックでカオスな店内には、カウンターとテーブルがゆったりと並びます。インパクトある雑貨も要チェックです!

真夏の野菜と果実のミールス

Photo by macaroni

1,200円、300円(税込) ※真夏の野菜と果実のミールス、タンドリーチキン(トッピング)の順
この日出逢ったミールスは、ソルダムと芋、島胡椒のカレー・ビーツのカレー・枝豆冷製カレー・ゴーヤと赤オクラのサルサ・いちぢくの全粒粉クスクスのタブレ・パパイヤと人参のサラダ・自家製ハリッサとたっぷりです。そこに名物のタンドリーチキンをオン!

見た目通り強烈なパンチかと思いきや、意外にもやさしく素材が引き立てられた絶妙なチューニング。各パーツを楽しんだあとは、ふたつみっつと混ぜていきましょう。すると、酸味や甘味、温かさや冷たさ、シャキシャキ感やモッタリ感など、相反するものがガッチリ共鳴していき、説明しようのない高揚感に包まれます……!

まさに、夢中でかき込みたくなる味わい。一度食べるとクセになるひと皿、ぜひ体感してみてください。
店舗情報

5. ディープな愛され名店「インド富士子」

Photo by macaroni

※この店舗は移転しています

南口から高架沿いを3分ほど歩いたところにひっそり佇む「インド富士子」。元あった小料理屋の雰囲気を残した店作りのため、町の酒場といった渋い空気感が漂います。初めてだと少し勇気がいるかもしれませんが、絶品カレーのためにのれんをくぐりましょう!

木板カウンターのみのこぢんまりした内観も、かなりレトロ。店主の小城さんが無駄のない動きで調理をする姿を眺められます。お酒や一品料理も豊富なので、ゆったりスパイス飲みをするのもいいでしょう。

3種盛り

Photo by macaroni

1,500円(税込)
この日の「3種盛り」は、ポークビンダルー・チキンカレー・カジキマグロカレー・ダルカレーからうしろ3種をセレクト。辛さやタイプのまったく異なる4種から選べるのがうれしいですね。

左のチキンは、パンチある辛さがじわじわと。右のダルは、トロトロなテクスチャーで酸味のなかにマイルドな甘味が感じられます。ここまで丁寧に仕上げられているのが感動モノ。

そして一番驚いたのが、小皿に入ったカジキマグロ。非常にコク深く、ナンプラーのようなエスニック感漂う複雑な味わいです!これら3種を混ぜていくと、相反する味わいが手を取り合ってなんとも幸せな気分に。

高円寺らしいディープな雰囲気で絶品カレーを味わうなら、外せない一軒ですよ。
店舗情報
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ