貧血対策に役立つ「鉄分」

バジルには、100gあたり1.5mgの鉄分が含まれています。

鉄分はヘモグロビンの構成要素で、不足すると貧血につながってしまいます。日本人が不足しやすい栄養素といわれている成分で、体内で合成できないため、食べ物から積極的に摂取したい栄養素ですよ。(※1,7,8)

バジルのカロリーや糖質量

重量カロリー糖質
バジルの葉1枚0.5g0kcal0g
乾燥バジル小さじ1杯1g3kcal0.5g
(※1,9,10,11)
バジルの葉1枚のカロリーは0kcal、糖質量は0gととても低い値です。乾燥バジルは小さじ1杯のカロリーが3kcal、糖質量は0.5gとバジルの葉1枚と比較するとやや高い数値になることがわかりますね。

ほかの葉物と比べると

カロリー糖質
バジル21kcal0g
パセリ34kcal1.0g
(※1,12)
生のバジルとパセリを100gあたりで比較してみてみましょう。同じ香草でも栄養価の違いがあります。

パセリのカロリーや糖質量はバジルより高い値であることがわかりますね。一度にたくさん食べることはあまりない食材なので、気にしすぎなくて大丈夫ですが、頭に入れておくと食材選びに役立ちますよ。

バジルの栄養を効率的に取り入れる方法

ポイント

  1. 油と組み合わせる
  2. バジルペーストにする
バジルに含まれる脂溶性のビタミンEやビタミンK、β-カロテンは、油に溶け出すことで、体内に吸収されやすくなります。

生のバジルはオリーブオイルやにんにく、松の実やチーズなどと合わせてペーストにするのがおすすめです。ソースにするとたっぷり食べることができますよ。

また、フレッシュなバジルは時間がたつと香りが飛び、色も悪くなりますが、オイルと合わせることでその風味をソースに閉じ込めることができます。相性のいいトマトと組み合わせたソースにするのがおすすめです。(※2,3,4,13)

バジルの栄養を効率よく取り入れるレシピ6選

1. バジルペースト

Photo by macaroni

いろんな料理に合わせられる万能調味料のバジルペーストです。材料を下ごしらえして、ミキサーで撹拌するだけの簡単レシピですよ。作り置きも可能なので、冷蔵庫にあるととても心強いひと品です。パンやパスタ、ゆで野菜などに合わせて楽しんでくださいね。

2. トマトバジルソース

Photo by macaroni

トマトとにんにく、バジルの相性が抜群な作り置きできるソースです。トマトの爽やかな酸味とバジルの香りがたまらないひと品ですよ。玉ねぎの甘みで奥行きのある味わいに仕上げます。油を使うので、脂溶性の栄養素もばっちり摂取できますね。(※2,13)
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