夜のおすすめメニュー「ゴルゴンゾーラクルチャ」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

800円(税込)
昼も夜もいただけるマストアイテム、チーズクルチャ。そのさらに上位互換が「ゴルゴンゾーラクルチャ」。ゴルゴンゾーラのオトナな旨みと蜂蜜のコントラスト、そのうまさは夢に出てうなされるほど!

赤ワインとのマッチングの良さも最高で、おかわりしたい気持ちを抑えるのが大変です。スターターとして頼み、〆にもう一回頼むくらいにしておきましょう。
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6. 東京カレー界のキーストーン「curry草枕」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

長らく、有名老舗以外のカレー店が根付かなかった新宿の地で2007年にオープン。上述の新店たちが登場するまでの10年余り、新宿唯一の新世代カレー店として存在感を示してきた奇跡の名店です。

店主は元・北海道大学カレー部部長にして、海外を旅しながらスパイス料理を学んだ方。玉ねぎをたっぷり用いたサラッとシンプルでかつ奥深いカレーは、スープカレーでもなく、カレーライスでもない独自の味わいです。

また、従業員の独立開業を支援する姿勢でも知られており、「ハブモアカレー」「ウミネコカレー」「大江(おおえ)カレー」「トミヤマカレー」と話題のカレー店を次々と輩出。東京カレー界に多大な貢献をしてきた点も見逃せません。

おすすめメニュー「なすトマトチキン 発酵バタートッピング」

Photo by 松 宏彰(カレー細胞)

1,150円(税込)
大量に玉ねぎを用いたベースのカレーにしっかりチキン、そしてアッツアツに素揚げしたナス。さらにジワ〜ッと溶けゆく発酵バターをトッピングすればもう充分。幸せすぎる。……なんてずっと思っていたのですが、そこにプチトマトをプラスしたらさらなる驚きが!

ナスの旨味と発酵バターのリッチさに酔いしれていると突如、プチッ!プチッ!とトマトが弾け、フレッシュな酸味が溢れ出すんです。その落差たるや。これほどまでにプチトマトを巧く利用した料理には、今まで出会ったことがありません。

トマトの酸味爆弾を味わうには、ベース辛めのほうが良い。辛さアップは無料なので好みに合わせて。辛党の筆者は6辛がいちばん良いと思います。
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7. 路地裏に潜む、南インド料理の巨匠「コチンニヴァース」

「え!こんなところに?」

西新宿五丁目の路地裏に潜む、小さな小さな南インド料理の名店「COCHIN NIVAS(コチン ニヴァース)」。

南インド料理店がめっきり増えた東京ですが、ここの料理は他店とはひと味もふた味も違う。南インド・ケララ州出身の凄腕シェフ・ラメさんのオリジナルな発想が光るシェフズキッチンなのです。独自に進化したインド中華が存在するケララ出身だからか、鉄鍋を使ったラメさんの料理はどことなく中華料理的なツボ感も。

南インド料理未体験の方にも、南インド料理は結構食べた、なんて方にもぜひ行って欲しいオンリーワンなお店です。

おすすめメニュー「セモリナプローン」

1,000円(税込)
お酒好きなあなたのスターターはこれで決まり。セモリナ粉を衣にして揚げた、ラメさんオリジナルの海老フライです。ガリッとクリスピーな食感がとにかくクセになります。ビールにもインドワインにも合いますよ。

おすすめメニュー「エメラルドフィッシュカリー+レモンライス」

1,480円、900円(ともに税込) ※エメラルドフィッシュカリー、レモンライスの順
「エメラルドフィッシュ」は、カジキマグロを用いた魚カレーに、ほうれん草ソースととろけるチーズを合わせた、名物カレー。

そして組み合わせて欲しいのが「レモンライス」です。単なるレモン味のライスじゃありません。スパイスやナッツと共にザザッと炒めた、酸味と香ばしさを併せ持つフライドライスなんですよ。

単品でもおいしいこの米料理をカレーに合わせる贅沢たるや……騙されたと思って試してみてください。
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