子育てとうまく付き合っていく方法

子育てにおいて一番悩んだことはなんですか?

Photo by @shigatsu0926

「息子が生後4か月ごろから頻回授乳になり、ほとんど睡眠がとれない時期がありました。集合住宅に住んでいて、下の階の方が音に敏感な人だったこともあって、夜に泣かせるのを避けるために授乳で寝かしつけや夜泣きを収めていたら、一時間ごとに目を覚ましておっぱいを欲しがるようになってしまいました。

息子が1歳2か月ごろ断乳したのですが、頻回授乳は断乳まで続きました。断乳もかなり大変でした。夜中に、いつももらえるおっぱいがない!と泣く息子の声が辛すぎました。

私がなだめると授乳を期待させてしまうので、主人に寝かしつけてもらっていました。断乳してからは息子が夜中に起きることがピタリとなくなり、私も息子も夜ちゃんと眠れるようなったので、お互いのためにもあの時断乳して良かったと思っています」

子育ての息抜きの方法を教えてください。

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「息子の写真を撮ることと、写真の編集(合成)をすることです。特に写真の編集は、自分の好きな世界を作る作業になりますので、とても楽しいです。そして出来上がった写真を息子見せて、喜んでもらえたらさらに嬉しい。時々強烈なダメ出しを食らう時もありますが(笑)」

子育てをしていて「これだけはおすすめしたい!」と思うグッズはありますか?

カメラ

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「私には、どんな子育てグッズよりも “写真を撮ること” が子育てに役立ちました。イヤイヤ期でうんざりする時も、カメラ越しに息子を見ることで『かんしゃく起こした顔も残しとこう』『もっと激しく駄々こねてくれたら面白い絵になるのに!』など、客観視して冷静になることができました。そして撮った写真を見返して、息子がその時どんな表情でいたのか、何を訴えていたのかに思いを巡らせる余裕も生まれました。

息子が大きくなってからは、写真を撮ることが親子の遊びになりました。撮りたい世界観を彼と共有して作ることを楽しんでいます。

また、遊び写真以外に日常写真も撮ります。こちらはInstagramにはポストしない家族用の写真になります。後から家族で写真を見返して、この時はあーだったこーだったと、思い出を話す楽しみになっています。色々な楽しみ方があるので、ぜひ写真を撮ることをおすすめします」

新米ママや子育てに悩んでいる人に向けてメッセージをお願いします。

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「“ママ” や “奥さん” から “自分” に戻る時間を、ほんの少しだけでも良いので取ってほしいと思います。まわりや自分自身が、良いママであることを求めがちで、知らないうちにママを頑張りすぎてしまう。

お友達とお話をするでも、私のように写真を撮るでもなんでも良いです。ママが元気でいるためにも、ぜひママ以外の顔のご自分も大切にしてあげてください」

生活の中でいつの間にか忘れている “自分”。

ママになると、日常生活を過ごしていくうちにいつのまにか “誰かのための自分” になっていることってありますよね。少しの時間でも “自分のための自分” に戻ることが、笑顔で過ごしていく秘訣なのかもしれません。

四月さん、インタビューにご協力いただきありがとうございました。次回の「わたしの子育てストーリー」もお楽しみに♪
▼過去の子育てストーリーはこちら
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