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ブロッコリーは種類が少ない?
ブロッコリーの品種は世界で90種類以上あると言われています。品種が少ないわけではないのですが、市場に出た段階でほとんどが「ブロッコリー」とだけ表示されるため、品種が少ないと誤解を受けている野菜のひとつです。
ブロッコリーは、アブラナ科の緑黄色野菜で、可食部は、花蕾(からい)と呼ばれるつぼみの部分と茎です。収穫時期や、花蕾の色合いや大きさの違いで、日本でも複数の栽培種が存在しますよ!
ブロッコリーは、アブラナ科の緑黄色野菜で、可食部は、花蕾(からい)と呼ばれるつぼみの部分と茎です。収穫時期や、花蕾の色合いや大きさの違いで、日本でも複数の栽培種が存在しますよ!
ブロッコリーとカリフラワーの違い
ブロッコリーとカリフラワーは、どちらもキャベツの仲間です。ブロッコリーは、野生のキャベツの花蕾が肥大化したもので、カリフラワーの原種はブロッコリーの突然変異種といわれています。
ブロッコリーは、茎のコリコリとした食感と、花蕾のやわらかい食感が楽しめる、クセのない緑黄色野菜です。一方、カリフラワーは淡色野菜。花蕾はキャベツのような甘みで、ほろほろと崩れやすいのが特徴です。
ブロッコリーは、茎のコリコリとした食感と、花蕾のやわらかい食感が楽しめる、クセのない緑黄色野菜です。一方、カリフラワーは淡色野菜。花蕾はキャベツのような甘みで、ほろほろと崩れやすいのが特徴です。
ブロッコリーの種類
ブロッコリー
ブロッコリーは、株の先端部分に立ち上がるようにできる花のつぼみの集まり、「頂花蕾(ちょうからい)」と、その下の茎を食べることができます。小房に切り分け、下ゆでしたあと、サラダ、天ぷら、和え物など、さまざまな料理に利用できる使い勝手のいい食材です。
太い茎の部分は処分される方もいますが、外側の硬い皮を取り除いたあと細切りにして、炒め物、きんぴら、汁物の具材にするとおいしく食べられますよ!
太い茎の部分は処分される方もいますが、外側の硬い皮を取り除いたあと細切りにして、炒め物、きんぴら、汁物の具材にするとおいしく食べられますよ!
ブロッコリースプラウト
スプラウトとは、発芽直後の新芽で「発芽野菜」と呼ばれます。ブロッコリースプラウトの歴史は浅く、日本では1999年ごろから販売され始めました。双葉の形がかわいらしく、サラダやパスタのトッピングとして生食で食べるのがおすすめ。
日本ではおなじみのスプラウトである、カイワレ大根のような辛味はなく食べやすいのが特徴です。
日本ではおなじみのスプラウトである、カイワレ大根のような辛味はなく食べやすいのが特徴です。
茎ブロッコリー(スティックセニョール)
茎ブロッコリーは、頂花蕾ではなく脇芽の側花蕾(そくからい)という部分。市場に出回っている茎ブロッコリーは、「スティックセニョール」という品種です。
じつは、ブロッコリーは収穫後に側花蕾を実らせるのですが、収穫の手間がかかる割に高値で販売することができません。そのため市場に出回るのは、中国広東地方原産のカイランを交配した品種「スティックセニョール」が主流になっています。
スティックセニョールは、アスパラガスとブロッコリーの中間のような味と食感。軽くゆでて、マヨネーズなどをつけて食べたり、肉巻きにしたりと細長い形を活かした食べ方もおすすめです。
じつは、ブロッコリーは収穫後に側花蕾を実らせるのですが、収穫の手間がかかる割に高値で販売することができません。そのため市場に出回るのは、中国広東地方原産のカイランを交配した品種「スティックセニョール」が主流になっています。
スティックセニョールは、アスパラガスとブロッコリーの中間のような味と食感。軽くゆでて、マヨネーズなどをつけて食べたり、肉巻きにしたりと細長い形を活かした食べ方もおすすめです。
選び方と旬の時期
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※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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