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「土用の丑の日」とは。毎年いつ訪れる?
「土用の丑の日」は「土用」と「丑の日」に分けることができます。この2つの言葉の意味について知ると、「土用の丑の日」がイメージしやすくなりますよ。さっそく見ていきましょう。
「土用」の意味
「土用」とは立春・立夏・立秋・立冬の直前18日間のこと。土用は古代中国の「陰陽五行説」に基づくもので、この期間は季節の変わり目にあたると考えられています。
日本でよく話題に上がるのは「夏土用」ですが、それ以外にも「春土用」「秋土用」「冬土用」があるんですよ。
日本でよく話題に上がるのは「夏土用」ですが、それ以外にも「春土用」「秋土用」「冬土用」があるんですよ。
「丑の日」の意味
「丑の日」は十二支の「丑」から来ています。「今年は何年?」という話題はおなじみですが、十二支は年だけでなく、日にちや時刻、方角を示すためにも用いられるんですよ。
つまり「丑の日」とは12日間を十二支で数えたとき、丑に当たる日のことなんです。
つまり「丑の日」とは12日間を十二支で数えたとき、丑に当たる日のことなんです。
土用の丑の日はいつ?
このことから、「土用の丑の日」とは「土用の期間中に訪れる丑の日」という意味合いになるんですね。土用は春~冬にかけてあるので、土用の丑の日も一年に複数回訪れることになります。
また、土用の期間は18日間なので、年によっては土用期間中に丑の日が2回訪れることもありますよ。下記で2024年~の土用の丑の日の日程をまとめたので、参考にしてくださいね。
また、土用の期間は18日間なので、年によっては土用期間中に丑の日が2回訪れることもありますよ。下記で2024年~の土用の丑の日の日程をまとめたので、参考にしてくださいね。
土用の丑の日の日程一覧
- 2024年……1月26日、4月19日、5月1日、7月24日、8月5日、10月28日
※夏土用は7月24日(水)、8月5日(月) - 2025年……1月20日、2月1日、4月26日、7月19日、7月31日、10月23日、11月4日
※夏土用は7月19日(土)、7月31日(木) - 2026年……1月27日、4月21日、5月3日、7月26日、10月30日
※夏土用は7月26日(日) - 2027年……1月22日、2月3日、4月28日、7月21日、8月2日、10月25日、11月6日
※夏土用は7月21日(水)、8月2日(月)
なぜ「土用の丑の日」にうなぎを食べるの?由来と意味
土用の丑の日といえば、うなぎですよね。ではなぜうなぎを夏土用の丑の日に食べるようになったのでしょうか。
「万葉集」にもうなぎについて詠んだ歌がある
夏の暑い時期にうなぎを食べる風習は、かなり古くからあったようで、奈良時代の歌集「万葉集」にもうなぎについて詠まれた歌があります。
体力が落ちやすい夏にはうなぎを食べるといい……という認識は少なくとも奈良時代にはあったようですね。
体力が落ちやすい夏にはうなぎを食べるといい……という認識は少なくとも奈良時代にはあったようですね。
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