ライター : dressing

この記事は、豊かなフードライフを演出するWEBメディア「dressing」の提供でお送りします。
Summary

1.2019年にオープンした、東京のおすすめスイーツショップ4軒を紹介
2.定番のシュークリームやチーズケーキも、驚くほどのハイクオリティ
3.超実力派パティシエが手掛ける逸品は、プレゼントや手土産にもぴったり

オープン直後から話題! 実力派パティシエが営む注目店4選

自分へのご褒美に、誰かを元気づけたいときのギフトや手土産に、その存在そのものが幸せな気持ちにさせてくれるスイーツ。やさしく甘い香りと見た目の美しさに魅了されるスイーツ好きの皆さんへ、今、東京でもっとも注目を集めているおすすめスイーツショップをご紹介! いずれも2019年にオープンしたばかり。パティシエのセンスだけでも、技術だけでもない、まさに“才色兼備”な極上スイーツをご賞味あれ。

【1】限りなくシンプル、限りなくピュア、限りなく絶品! 未体験の菓子に出逢える『おかしやうっちー』(北参道)

スイーツショップらしい華やかな看板もなく、菓子店らしいショーケースもない。街角にひっそりと佇む菓子店『おかしやうっちー』が、2019年9月、北参道にオープンした。 この一風変わった菓子店は、オーナーパティシエの内山裕介さんのこだわりがつまったお菓子の城。『トシヨロイヅカ』をはじめ、都内の有名パティスリーで修業を積んだ後に渡仏。さまざまな経験を積んで帰国後、和菓子店へ。そんなユニークな経歴をもつ内山さんが作るのは、和洋の経験から得たエッセンスを取り入れた、唯一無二のお菓子。
生クリームとスポンジのみのショートケーキ「みるく」(写真上)に、とろけるような口どけの「シュークリーム」(写真下)、水で作る「水のレアチーズ」など、定番から意表を突くネーミングまで、さまざまなお菓子を揃えるが、ひとたび口にすれば、他のどこにもないおいしさに驚かされる。
それも、お菓子作りの常識にとらわれず、持ちうる知識と技術を巧みに使いこなした内山シェフだからこそなせるワザ。シンプルを追求して生まれたこの豊かな味わい、まだ味わったことのない人はぜひとも体感してほしい。

おかしやうっちー

住所:東京都渋谷区千駄ヶ谷3-27-9-1F
電話番号:03-6721-0277
営業時間:11:00~18:00(無くなり次第終了)
定休日:不定休(Instagramでお知らせ)
公式サイト:https://www.okashiya-ucchi.com/
上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

【2】余分なものは何もない、引き算の美学から生まれる麗しいスイーツ『LESS』(恵比寿)

なんと12歳でキャリアをスタートしたというイタリア人オーナーシェフのGabriele Riva(ガブリエレ・リヴァ)さんと、日本人オーナーシェフ、坂倉加奈子さん。 世界の名だたるレストランで修業を積んだふたりのパティシエがタッグを組み、2019年9月にオープンさせたのが、恵比寿『LESS』だ。 イタリア、ロンドン、ニューヨーク、ラスベガス、パリ、ノルウェーと、ふたりの経験はワールドワイド。そこで得たものを単純にプラスするのではなく、本当に必要な感性だけを研ぎ澄ませ、クオリティを追求。
スペシャリテでもある「パネットーネ」(写真上)はイタリアの伝統的な菓子パン。カリッふわっな食感と、希少な天然酵母がもたらす優しい香り、上品な甘さがここまで美しく融合したパネットーネは他にはない。作りたてのフレッシュな味わいはもちろんのこと、熟成度合いに応じて変化する味わいも楽しめる。
フラワーアレンジかと見まがう「リンゴのタルト」(写真上)は、なんと3種類ものリンゴを使用。種類や特性によって手業を変え、リンゴそれぞれが持つ味わいを多彩に表現している。国内外からのファンが多いのも納得だ。

LESS

住所:東京都目黒区三田1-12-25 金子ビル 1F
電話番号:03-6451-2717
営業時間:11:00~19:00
定休日:水曜日
ぐるなび:https://r.gnavi.co.jp/kebeaagm0000/
公式サイト:https://lessbygrks.wixsite.com/lesstokyo
上記は取材時点での情報です。現在は異なる場合があります。

【3】素朴だからこそ、クオリティの高さが際立つ! 人気パティシエが手がける『Equal』(幡ヶ谷)

2019年9月、アナログレコードのノスタルジックな音色にのせて、スイーツの焼けるいい香りが漂う菓子店が扉を開けた。代々木八幡の人気レストラン『PATH(パス)』のシェフ・パティシエ、後藤裕一さんが手がける『Equal(イコール)』だ。 東京・四谷のフレンチ『オテル・ドゥ・ミクニ』からキャリアをスタートし、フランス『トロワグロ』本店でアジア人初のシェフ・パティシエを務めた後藤さん。彼が『Equal』で目指したのは、意外にも、素朴な"街のお菓子屋さん"だ。
子どもからお年寄りの方まで気軽に立ち寄ってほしい、特別な日でなくても楽しめる洋菓子を届けたいと、大福屋さんをイメージしつつ選んだお店の顔が「シュークリーム」(写真上)。
そして同店の2作目として登場後、瞬時にスターとなった「レアチーズケーキ」(写真上)。ゼラチンで固める一般的なレアチーズケーキではなく、低温で2時間じっくりと火入れした、正真正銘の”レア“だ。 どちらも見た目は素朴ながら、後藤さんの経験と技術がたっぷり詰まったとびきりのおいしさ。馴染みのあるケーキだけに、その違いは歴然。今では、店頭に並べば飛ぶように売り切れてしまうそう。
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