血糖値を下げる

玉ねぎの辛みのもととされる硫化アリルの一種、「硫化プロピル」や「アリシン」には、血糖値を下げる作用があるといわれています。

「硫化プロピル」は生で食べることでその作用が期待できます。「アリシン」は切ったり刻んだり細胞を破壊することで発生する成分で、ビタミンB1と協力してインスリンの分泌を促すといわれていますよ。(※7,8)

むくみを解消する

玉ねぎには、体内の余分な塩分(ナトリウム)を排出を促すミネラルの「カリウム」も豊富に含まれています。

塩分の摂りすぎによるむくみが気になるときは、カリウムを多く含む食品を取り入れるとよいでしょう。カリウムは玉ねぎのほか、ほうれん草やアボカド、納豆などに多く含まれていますよ。(※9)

代謝をよくする

玉ねぎに含まれる「アリシン」は、ビタミンB1と結びつくと吸収や利用効率が上がり、糖質代謝や疲労物質である乳酸の代謝が促進されますよ。

また、体温が1度上がると、代謝量は13%上昇するといわれています。玉ねぎには血流を促して体を温める作用もあるので、効率のよい代謝アップが期待できます。(※7,10,11)

コレステロール値を下げる

玉ねぎに含まれる「ケルセチン」には、血中の総コレステロールおよびLDLコレステロール値を下げる作用が期待されています。

日本人女性を対象とした研究によると、ケルセチン摂取量が多くなると、コレステロール値が下がったという報告もありますよ。(※2)

玉ねぎダイエットの方法

一般的なやり方

玉ねぎダイエットの方法はとてもシンプルで、「毎日玉ねぎを食べる」というものです。

玉ねぎは一年中流通していて手に入りやすいのも手軽におこなえるポイント。玉ねぎだけを食べ続けたり、置き換えたりする必要がなく、毎日の食事に玉ねぎを取り入れていけばよいので、続けやすいダイエット方法といえます。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ