
ライター : Raico
製菓衛生師 / スイーツ&フードアナリスト / フードライター
情報誌の編集・ライターとして出版社に勤務後、パティシエとしてホテル・洋菓子店・カフェレストランにて修業を重ね、デザート商品開発に携わる。一方でフードコーディネーター、ラッピ…もっとみる
料理の基本「裏ごし」とは
裏ごしとは、食材を網の目の間に通して押し出し、粒子を細かくすること。
そのために使うこす道具は裏ごし器と呼ばれ、網の部分は金属、馬毛、絹などでできています。網目の細かさは粗いものから細かいものまであり、細かい目の裏ごし器を使うほど、なめらかに仕上がりますよ。
そのために使うこす道具は裏ごし器と呼ばれ、網の部分は金属、馬毛、絹などでできています。網目の細かさは粗いものから細かいものまであり、細かい目の裏ごし器を使うほど、なめらかに仕上がりますよ。
裏ごしの効果
裏ごしすることで食材が細かくなり、なめらかな状態に仕上げることができます。野菜の繊維や粒状のかたまりを取り除けるため、ほかの食材と混ぜやすくなったり舌触りがよくなり上品に仕上がりますよ!
基本の裏ごし方法
今回はかぼちゃを使用して、基本となる裏ごしの方法をご紹介します。食材をつぶしただけのものとは違って、舌触りがグッとよくなりますよ。繊維を取り除いたなめらかなペースト状のかぼちゃは、スープや離乳食にどうぞ。
下準備をする
1. かぼちゃをゆでる
裏ごししたい食材をゆでておきます。かぼちゃの場合はゆでてから完全に冷めていないほうが、裏ごしがしやすいです。
2. 道具をセットする
濡らして絞った布巾を敷き、その上に受け皿を置いて裏ごし器をかぶせます。受け皿は裏ごし器よりもひと回り小さいものがおすすめです!
裏ごし器がぬれた布巾と接することで、力を入れてもずれにくくなります。そして網目の四角の鋭角が上下なるように、裏ごし器を置いてください。
裏ごし器がぬれた布巾と接することで、力を入れてもずれにくくなります。そして網目の四角の鋭角が上下なるように、裏ごし器を置いてください。
手順
1. 食材を置く
食材を裏ごし器の中央かやや上あたりに置きます。1回にのせる分量は、多くても網の部分の1/3量ほどまでにしましょう。