加熱せずそのまま食べる

キムチに含まれている「乳酸菌」は熱に弱く、60℃以上で加熱すると死滅して減少します。

乳酸菌には腸内環境を改善したり便通を改善したりする作用がありますが、このような乳酸菌の嬉しい栄養価を損なわず生きたまま摂り入れるためには、加熱せずそのまま食べるのがおすすめです。(※6)

糖質量の多いうどんやごはんを一緒に食べ過ぎない

ダイエット中は糖質量を抑えている人が多いでしょう。キムチ単品の場合は極端に食べ過ぎない限り気にする必要はありませんが、一緒にうどんやごはんといった主食類と合わせる場合には注意が必要です。

例えば豚キムチの場合は味付けが濃いとついついご飯が進んでしまうので、濃くしすぎないようにしたり、キムチチゲ鍋の場合は締めで入れるうどんやごはんの量を調整したりしましょう。

夕食のタイミングで取り入れる

キムチには乳酸菌が含まれますが、乳酸菌は「腸のゴールデンタイム」という腸が活性化する時間帯に食べると効果的です。

起床から15~19時間後に腸のゴールデンタイムがあると言われており、朝7時に起きる場合だと夜10時~深夜の2時がこれにあたります。夕食時にキムチを食べることで、乳酸菌のもつパワーを、より期待できますよ。(※6,12)

キムチのカロリーは高くないが食べ方に気をつけよう

発酵食品であるキムチには乳酸菌が含まれるほか、カプサイシンや食物繊維といったダイエットを後押ししてくれる栄養素が含まれます。

生の白菜にはない栄養素を摂れる一方、塩分量が多いため、むくみを引き起こさないよう食べ過ぎには注意が必要です。1日の目安を50gほどに、また食べる時間や組み合わせも意識して、上手にダイエットに取り入れてみてくださいね。
【参考文献】
(2023/03/22参照)
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