ライター : BBC

親子丼発祥の店「玉ひで」

今回ご紹介する人形町にある「玉ひで」は、いまから約250年前の1760年に、その地にお店を開いた、歴史のある鶏料理の専門店で、親子丼発祥の店としても有名なんです。 そして、五代目妻女が、軍鶏鍋の残りに卵をかけたことから生まれたのが、今や誰もが知る料理となった「親子丼」なんです。
ランチタイムには、連日40人程度ものお客さんが、その究極にこだわり抜かれた親子丼を求めて列をなすなんだとか。また、親子丼は11:30〜13:00までに注文したお客さんのみへの提供となるため、ご注意ください。

歴史を感じる趣き

1階はテーブル席の広間、2階はすべて個室という構造になっています。外観、内観ともに歴史を感じる堂々たる佇まい。随所に風情が残り、店の歴史を感じます。

絶品の親子丼

メインの前に運ばれてくるスープの旨味に、これから来る親子丼への期待が高まります!そのあとに豪華なお椀に入った親子丼が登場します。
ふたを開けた瞬間に漂う旨みと、このトロトロ卵。これを求めて、連日行列ができるのにも納得するとか。こちらのお店で使用している「東京軍鶏」は、鶏肉特有の臭みがなく、身が締まっており、噛めば噛むほど旨味が染み出るんです!
親子丼にすると鶏がパサつきがちですが、さすが老舗。上質な味わいで文句なしの食感と大絶賛する声も。スープのようにサラサラとした黄身や、とろみのある白身に、甘めの醤油が絡み合い、相乗効果が生まれています。
とろける鶏レバー入りの親子丼も。軍鶏レバーのコクに深さに驚いてしまうとか!

軍鶏鍋も♪

職人の洗練された包丁さばきでキレイにさばかれた軍鶏肉を、江戸前の風味を生かした割下で炊く伝統の軍鶏鍋は、創業からのメニュー!
軍鶏鍋は、鶏肉だけでなく、しらたき、豆腐、ネギなどにも味がしっかり染み込んでいて、旨味にあふれています♪温泉卵につけて食べてもおいしいそうです。
親子丼発祥の元祖の店!これは並ぶ価値アリですね!皆さんもぜひ行ってみてください♪

お店の詳細情報

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ