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きんかんの甘露煮
おせちには口直しにツヤツヤのきんかんの甘露煮が入っています。光る見た目と「金冠」にかけて富の象徴、金運に関する願いを込めているのだそう。また、おせちは「ん」がつく食べ物は金運をあげてくれるとしているため、ダブルで願掛けがされているといえるでしょう。
八幡巻き
ごぼうやにんじんを牛肉などのお肉で巻いて甘辛く味付けしたものが八幡焼きです。ごぼうがメインに使われるので、細く長く幸せが続くように、しっかり根を張れますようにという意味が込められています。
おせち料理にはたくさんのお願いごとが隠されていた!
お正月には一年の幸せや健康を願って、おせち料理を食べるのが古くからの風習です。よく三が日の間くらいはお母さんを休ませてあげたい、急な来客にも振舞えるように作られたといういわれを聞きますが、そこにはたくさんのお願いが込められていました。幸多き一年になりますように、健康に過ごせますように、円満に過ごせますように、富に恵まれますように、数えきれないほどのお願いをギュッと詰めたものがおせち料理です。
もうひとつ月もすればお正月がやってきますね。次のお正月は、おせち料理に込められた意味も思いつつ、じっくり味わってみてください。
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