ライター : macaroni 編集部

macaroni料理家 はまり

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時短おかずから特別な日のおもてなし料理まで、数多くのレシピ動画を発信するmacaroni料理家。今回はmacaroniを影で支える彼女たちのうちの一人、はまりをご紹介します。

プロフィール

1990年生まれ。 料理研究家、フードスタイリスト。 料理家アシスタント、食品流通会社のTV撮影用フードスタイリング、広告制作会社で広告のスタイリングや企業へのレシピ提供に携わった後、macaroniに参加。 スタイリングを主に担当。料理が主役になる、肩の力を抜いたスタイリングを心がけている。定番の和食レシピを得意とするが、ユーザーには「ルールや常識にとらわれずに、自分のやりやすいやり方で作って料理を楽しんでほしい」。

はまりってどんな人?

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macaroni料理家になったきっかけ

「もともとフリーランスとして活動していたのと、制作会社でフードコーディネーターとして働いていました。 ただ、自分が作ってきたレシピがどれだけの人に見てもらえているのか、もっと直の声が聞きたくて。そんなときにmacaroniに出会いました」

レシピ作りで一番大切にしているのは…

「自分がおいしいと思うものを作ること、家族がよろこぶものを作ることを大切にしています。 わたし自身がもともと料理が得意なわけではなかったので、料理初心者のかたにも簡単にできるレシピ作りを心がけていますね」

おうちでも一週間の献立を決める、しっかり主婦

「普段のごはんは安い食材を買って、その中から一週間の献立を決めています。帰りが遅いときは作らないか、冷凍してあるものでパッと作ることが多いですね。 わたしはお酒が飲めないのですが、おつまみが大好き。居酒屋風の簡単なおつまみを数品作って、ノンアルコールビールで晩酌するのが楽しみなんです」

スタイリングのコツは、主役の器を決めること

「むずかしいと思われがちな、食卓のスタイリング。肩肘をはる必要はなくて、主役になる器を見つけるだけで食卓が華やかになります。 主役といってもメイン料理をのせるお皿だけでなく、小鉢や汁物の器でもなんでもいいんです。そうすることで食卓がまとまりますよ」

これがわたしの自慢レシピ

生地いらず!ライスペーパーで簡単ニラ饅頭

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macaroniで人気のある「○○いらず」な料理。憧れの手作り点心だって、生地作りなしで簡単にできるんです。型にとらわれない彼女だからこそ思いついた、アイデアの光るレシピですね。
はまりのひと言 「ニラ饅頭っておいしいけど皮を作るのが面倒。そこで余りがちなライスペーパーで包めば『もちもちのニラ饅頭になるのでは……!』とひらめきました。おうちで簡単に楽しめるので、我ながらいいレシピです。 上手に作るコツは、焼くときに水を多めに入れること。皮がもっちりとした食感になります。表面を少し焼いてから水を加えれば、焼き目ができて最高」

ごはんのおともだち「鮭の旨照り煮」

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白米に合うおかずを提案する「ごはんのおともだち。」シリーズ。ひときわ注目を集めたのが、鮭の旨照り煮です。そのまま焼くだけになりがちな鮭を、なんとも魅惑的なひと品に変身させました。
はまりのひと言 「焼き鮭といえば、和食の定番。『もっとごはんがすすむ味付けにしたい』と考えていて思いついたものです。最初に焼くというひと手間がはまり的ポイント。甘辛い味なので、これがお酒にも合うんですよね。 酒に漬けて、臭みを抜くのも大切な工程。丁寧に作ったものはやっぱりおいしい!だし汁やお茶をかけて、お茶漬けにするのもおすすめですよ」

海苔1枚でちょっとだけ。レンジで「海苔の佃煮」

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編集部内でも「これは便利!」と歓声があがった逸品。思いつきそうで思いつかなかった、かゆいところに手の届くレシピです。一度作ったら、リピートせずにはいられません。
はまりのひと言 「海苔の佃煮って冷蔵庫の中で眠りがち……だけど無性に食べたくなる。食べきりサイズがあればいいなと思い、たった1枚の海苔だけで作っちゃいました。 わさびや柚子胡椒をいれると、大人な味わいに。よく混ぜると、舌触りがなめらかに仕上がります。これなら高級和食店で出てきてもおかしくないかも?(笑)」

缶詰レシピ「やきとり肉豆腐」

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どこか味気ないイメージのある缶詰。彼女の手にかかれば、こんなにほっこり和食メニューに様変わりします。
はまりのひと言 「家にたまたま、やきとり缶があって。『パパッとできる居酒屋メニューはないかな?』と思いつきで生まれたものです。材料を用意したら10分で完成しちゃいました。 やきとり缶のたれもきれいに鍋に入れて、だし汁を濃いめにするとおいしく仕上がりますよ。時間がないときや、あともうひと品欲しいときに作ってみてください」

サクサク、ひとくちチーズボール唐揚げ

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とろけるチーズのしずる感とそのかわいらしい姿に、たくさんのユーザーから反響のあったレシピ。鶏むね肉という身近な食材で作られているところも、愛されおかずの所以です。
はまりのひと言 「パサつきがちな鶏むね肉をジューシーに食べられるように考案。子どもも大人もパクパク食べられるおかずですよ。 鶏むね肉は叩いてやわらかくすること、中からチーズがとろりと溢れるのがポイントなんです。鶏肉は叩きすぎると、穴が空いてチーズを包めなくなるので注意!」

はまりが伝えたいこと

「わたしは昔から料理は好きでしたが、決して得意というわけではありませんでした。むしろ苦手だったかも。 でもあるとき、『こうしなければいけない』『この方法は間違い』というルールにこだわらず、自分がおいしいと思うもの、こんな感じでいいかな? と自分なりのやり方で料理を作り始めるように。 そしたらフシギ、料理も食べる時間も格段に楽しくなって自信がついたんです。 だからこそ、みなさんもレシピはあくまでも参考程度に。自分の味、やり方で料理を楽しんでほしいです」
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