目次
小見出しも全て表示
閉じる
1日2回食に
離乳食に手を伸ばしたり、食欲が増している様子があれば2回食に回数を増やします。いろいろな食材を取り入れていきましょう。
穀類(主食)、たんぱく質性食品(主菜)、野菜(副菜)、果物を組み合わせて用意します。舌でつぶせる固さは維持して、大きさや舌触りを変えていろいろな感触を経験させてあげましょう。
味つけの幅を広げる
家族の食事から調味する前のものを取りわけたり、だし汁やごく少量の調味料で味つけしたものも利用できます。
調味料は、塩、醤油、味噌など使えるようになりますが、少量ずつ、素材の味を基本として、味覚の幅を広げられるよう工夫します。もしあまり食が進まないお子さんの場合は、少し味つけしてみても良いかもしれません。
バランスを意識して
主食、主菜、副菜のそろった食事を意識し、バランスよく食べられるようにしましょう。
母乳育児の場合、生後6ヶ月の時点で鉄欠乏を生じやすいとの報告があります。また、ビタミンD欠乏の指摘もあることから、鉄やビタミンDの供給源となる食品を積極的に摂るようにしましょう。(※2)
中期に使用できる鉄分を含む食品(可食部100g当たり)
・ひきわり納豆……2.6mg(※3)
・小松菜……2.1mg(※4)
・鶏レバー……9.0mg(※5)
ビタミンDを含む食品(可食部100g当たり)
・しらす……61μg(※6)
・鮭……39.4μg(※7)
・全卵……1.8μg(※8)
・卵黄……5.9μg(※9)
1回量の目安
おかゆ
1回量の目安……50~80g
発達に合わせて、全がゆ(10倍がゆ)〜7倍がゆ〜5倍がゆと水分量を減らしていきます。
ペースト状のゴックンが上手にできるようになったら、全がゆを粗くつぶしたものにし、モグモグできていたら全がゆをそのまま、慣れたら7倍がゆ、5倍がゆ、といった流れで進めていきましょう。(※2)
うどん
1回量の目安50~80g
はじめはよくゆでて軟らかくしたものを細かく刻み、だし汁と片栗粉でとろみをつけてあげると食べやすくなります。
慣れてきたら、だんだんと5mm、1cmと長めにしていきます。自分で食べる意欲があれば、手づかみしてみても良いでしょう。(※2)
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
暮らしの人気ランキング