ライター : 相羽 舞

管理栄養士

ダイエット中に避けたいパンランキング

ダイエット中には避けたいパンを、1個あたりのカロリーが高い順にランキング形式でみてみましょう。

・1位……揚げパン(100g)
エネルギー量(カロリー)……369kcal
糖質量……41.7g

・2位……デニッシュペストリー(80g)
エネルギー量(カロリー)……366kcal
糖質量……24.4g

・3位……メロンパン(100g)
エネルギー量(カロリー)……349kcal
糖質量……58.2g

・4位……クリームパン(110g)
エネルギー量(カロリー)……317kcal
糖質量……51.7g

・5位……カレーパン(90g)
エネルギー量(カロリー)……272kcal
糖質量……27.6g

・6位……チョココロネ(80g)
エネルギー量(カロリー)……257kcal
糖質量……34.6g

・7位……クロワッサン(50g)
エネルギー量(カロリー)……203kcal
糖質量……24.8g
(※1,2,3,4,5,6,7,8)

※一般的な1個あたりの重量で算出しています
※2,3,4,5,6,7,8は重量のみ参照しています

ダイエット中に避けたいパンの特徴は?

砂糖をたくさん使っているパン

メロンパンやクリームパンのような菓子パンは、砂糖が多く使われています。例えばメロンパン1個のカロリーは349kcal、クリームパン1個は317kcalと高め。また、前述したランキングのなかでも、特に糖質が多いです。

砂糖は血糖値が上がりやすく、特に空腹時に糖質の多いものを食べると、血糖値が急上昇します。急激に上がった血糖値を下げるために、インスリンというホルモンが過剰に分泌されることで、脂肪の蓄積を促してしまいます。ダイエット中は、砂糖がたくさん使われているパンは注意が必要です。(※1,4,5,9,10)

バターをたくさん使っているパン

クロワッサンやデニッシュペストリーなどは、バターをたくさん使っているので要注意です。クロワッサン1個のカロリーは203kcal、デニッシュペストリー1個は366kcal。脂質の摂り過ぎは肥満の原因になるほか、バターのような動物性脂肪には、血中の中性脂肪やコレステロールを増加させる飽和脂肪酸が多く含まれています。

クロワッサンは1個のカロリーが少ないように思えますが、サクサクしていて口当たりが軽いので、2~3個食べてしまうとカロリーや脂質の摂りすぎにつながるおそれが。食べ過ぎないようにしてくださいね。(※1,3,8,11)

油で揚げているパン

揚げパンやカレーパンなどのように油で揚げているパンは、カロリーが高くダイエット中はなるべく控えたいパン。たとえばカレーパンは1個272kcal、揚げパンは、1個369kcalとどちらもカロリーは高めです。

最近では、焼きカレーパンを扱っているお店も多くなりました。もしダイエット中に食べたくなったら、揚げていないパンを選びましょう。(※1,2,6)

パンが太りやすいと言われる理由は?

砂糖やバターが多く使われている

パンの製造過程には、砂糖やバターが多く使われています。パンを焼いた経験のある方は、その量に驚いたことはありませんか?

また、食べるときには、その上にバターやジャム、ときにはマヨネーズを塗ることも。どれも糖質や脂質が多い食材です。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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