ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

卵不要のTKGって?!

Photo by muccinpurin

卵とご飯が織りなす最高のハーモニー・卵かけご飯。艶めく卵黄を崩し、ご飯と混ぜ合わせてしょうゆを垂らす瞬間は、日本人でよかったなと心の底から思いますよね。 卵とご飯さえあればできる究極の手抜きごはんのはずの卵かけご飯が、ついに卵不要で食べられる時代がやってきました。 カルディから登場している「卵のいらない卵かけご飯の素」は、その名の通り、卵不要で卵かけごはんが味わえるアイテム。主役不在の卵かけご飯、いったいどんな味なんでしょうか。

卵要らずってどういうことだろう…

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120円(税込)
「卵のいらない卵かけご飯」と言われても、パッケージの外からでは、どんなアイテムか想像がつきません。 当初は卵かけご飯味のふりかけかな、と予想していたんですが、持ってみた感じちょっぴり重めの液体でした。卵かけご飯味の液体……ますます謎は深まるばかりです。

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袋を開けてみると、卵らしく黄色い個包装の液体が2袋入っています。しかもかなり小さめです。 原材料を見てみると「しょうゆ、卵黄加工品、かつお・昆布エキス……」とあります。これでもまだ想像が付かないので、まずは器に開けて様子を見てみることにしました。

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見た目的には、まさに溶き卵にしょうゆを入れたようなドロッとした卵。香りも卵そのものなので、あたかも生卵を割ってほぐしたような錯覚に陥りますが、これはあくまで “卵かけご飯の素” です。 そしてやはり気になるのが、その量。卵かけご飯は通常1膳のご飯に少なくとも卵1個を使いますが、明らかに少ない……。

お弁当で本領発揮!

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卵はどこの家庭にもあるこの時代、「卵のいらない卵かけご飯の素」が本領発揮する場所は、お弁当です。 冷蔵保存が基本であり割れやすい卵に対し、卵かけご飯の素は常温で持ち運び可能。しかも袋入りなので、殻が割れてランチタイムにバッグのなかが大惨事、ということもありません。

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朝が特等席と思われた卵かけご飯が、お弁当で食べられるとなると、なんだか新鮮ですよね。 レンジで温めなおしたごはんに、卵かけご飯の素をイン!ホカホカご飯の湯気にのって、卵かけご飯の香りがふわり。しかもかつおと昆布エキスを使っているので、醤油をかけただけの卵かけご飯より数倍リッチでおいしい!

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口いっぱいに広がる卵のまろやかな風味、やっぱり卵かけご飯は落ち着きます。そして卵かけご飯の素自体の味が濃い目なので、少量でも充分ご飯1膳分に味が付きます。 ごはんだけでなく、うどんやカレーにかければ、コクがプラスされてさらにおいしくなることが予想され、アレンジに期待がかかりますね。 いままで卵かけご飯に卵を使わないなんて考えられなかったので、この発想には驚きでしたが、最後までおいしくいただきました♪

これからはいつでもどこでもTKG

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常温保存可能なので、お弁当やキャンプなど、いつでもどこでも卵かけご飯が楽しめるなんて、すばらしいですね。海外旅行でも、スーツケースに忍ばせておけば日本食が恋しくなった時の助け舟になってくれそうです。 ソースや醤油感覚で持ち運びしやすく、おいしい卵かけご飯が味わえる「卵のいらない卵かけご飯」。これからは、いつでもどこでも卵かけご飯の時代です!

商品情報

■商品名:カルディオリジナル 卵のいらない卵かけご飯の素 ■内容量:40g(20g×2食分) ■価格:120円(税込) ■カロリー:1袋20gあたり26kcal
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