
ライター : 土田 綾乃
管理栄養士
「人との出会い、繋がり」を最も大切にしている管理栄養士。海外一人旅、観光地での勤務をきっかけに、海外の方にもっと日本を知ってほしいと思うようになり、専門を和食、日本茶に決め…もっとみる
枝豆に含まれる栄養素と効果効能は?
筋肉作りに欠かせない「たんぱく質」
枝豆には、100gあたり11.7gのたんぱく質が含まれています。枝豆とは、熟す前の大豆。植物性でありながらも良質なたんぱく質が豊富です。
たんぱく質は炭水化物、脂質とともに三大栄養素のひとつ。生命の維持に欠かせない筋肉・臓器・皮膚・毛髪などを作ったり、ホルモン・酵素・抗体などの材料になったりする重要なはたらきがあります。(※1,2,3)
たんぱく質は炭水化物、脂質とともに三大栄養素のひとつ。生命の維持に欠かせない筋肉・臓器・皮膚・毛髪などを作ったり、ホルモン・酵素・抗体などの材料になったりする重要なはたらきがあります。(※1,2,3)
腸内環境を整える「食物繊維」
枝豆には、100gあたり5.0gの食物繊維が含まれています。
食物繊維は水に溶ける水溶性と、溶けない不溶性に分けられます。枝豆に多く含まれる不溶性食物繊維は、水分を吸収して便のかさを増やすことにより大腸を刺激し、便通をスムーズにするはたらきがあります。ただし、食物繊維は水溶性、不溶性ともにバランスよく摂る必要があるため、さまざまな食材から上手に取り入れましょう。(※1,4)
食物繊維は水に溶ける水溶性と、溶けない不溶性に分けられます。枝豆に多く含まれる不溶性食物繊維は、水分を吸収して便のかさを増やすことにより大腸を刺激し、便通をスムーズにするはたらきがあります。ただし、食物繊維は水溶性、不溶性ともにバランスよく摂る必要があるため、さまざまな食材から上手に取り入れましょう。(※1,4)
血液を作るために必要な「葉酸」
枝豆には、100gあたり320μgの葉酸が含まれています。葉酸はビタミンB群に属する水溶性のビタミン。赤血球の形成に関わっているため、血液を作るのに役立ちます。
ほかにも、DNAをつくるサポートをしていることから妊娠中に必須の栄養素ともいわれ、妊娠前から摂取することがすすめられています。(※1,5)
ほかにも、DNAをつくるサポートをしていることから妊娠中に必須の栄養素ともいわれ、妊娠前から摂取することがすすめられています。(※1,5)
体の抵抗力を高める「ビタミンC」
枝豆には、100gあたり27mgのビタミンCが含まれています。
ビタミンCは骨や腱などを結合する、コラーゲンの生成に必要な栄養素。ほかにも、皮膚のメラニン色素の生成を抑え、ストレスやかぜなどの病気に対する抵抗力を高める作用がありますよ。(※1,6)
ビタミンCは骨や腱などを結合する、コラーゲンの生成に必要な栄養素。ほかにも、皮膚のメラニン色素の生成を抑え、ストレスやかぜなどの病気に対する抵抗力を高める作用がありますよ。(※1,6)
ナトリウム(塩分)を排泄する「カリウム」
枝豆には、100gあたり590mgのカリウムが含まれています。
カリウムには、体内のナトリウムの排出を促進するはたらきがあるため、血圧の調整に役立ちます。また、神経伝達や筋肉の興奮伝導に関わっており、さまざまな作用がありますよ。(※1,7)
カリウムには、体内のナトリウムの排出を促進するはたらきがあるため、血圧の調整に役立ちます。また、神経伝達や筋肉の興奮伝導に関わっており、さまざまな作用がありますよ。(※1,7)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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