ライター : muccinpurin

製菓衛生師 / 料理家

本当にトリュフの香りはするの…?

Photo by muccinpurin

世界三大珍味のひとつでもある高級食品「トリュフ」。なかなか手が出にくいイメージでしたが、トリュフオイルにトリュフ塩など、ここ数年トリュフ関連商品が登場しています。家庭でもその風味を楽しみやすくなりましたね。 なかでも業務スーパーの「トリュフピザ」はずっと食べてみたかったものの、人気アイテムのようでなかなか出会えず。今回やっと出会えて念願の試食です! どのくらいトリュフ感が味わえるのか、期待が高まります……!

焼く前から、ほんのりトリュフ

Photo by muccinpurin

焼くだけで食べられるピザならスーパーで多く販売されていますが、さすがにトリュフを使ったピザには初めて出会いました。 イタリアンを食べに行っても、トリュフピザはあまり置いていませんし、メニューにあっても高級でなかなか手が出ないですよね。

イタリア直輸入で500円以下!

Photo by muccinpurin

そこへきて業務スーパーのトリュフピザは約350円。1ピースの値段にしても安すぎますが、直径約25cmの大きなサイズがこの値段です。 トリュフ抜きのピザだったとしても、リーズナブルが過ぎます!さすが業務スーパー。 とても安いのでちょっぴり不安になってしまいましたが、ピザの本場イタリアからの直輸入と聞いてほっとしました。

Photo by muccinpurin

フィルムをはがしてみると、ミミにこんがりと焼き色が付いたピザが登場。それとともに、ほんのりとトリュフの香りが漂います……あまりのいい香りにうっとり。 ピザは高温の窯で一気に焼き上げるのが本流。自宅のオーブンではそれが叶わないので、あらかじめ生地を焼いてあるようです。 トッピングされているチーズはモッツアレラ。ほどよいコクがありながらもさっぱりとしているので、ピザにはよく使われるチーズですよね。冷凍庫から出して10分ほど置いて解凍し、1200wに予熱したオーブントースターで約5分焼きます。

焼き上がりはもっとトリュフ!

Photo by muccinpurin

チーズが溶けてほどよく焦げ目がついたところで焼き上がりです! なんておいしそうな焼き色、そして写真では伝わりませんがトリュフのとてもいい香りが……!アツアツのうちにいただきます♪

Photo by muccinpurin

黒いピザソースのベースになっているのはマッシュルームで、そこにほんのりトリュフが加わっている様子。それでも香りだけでなく、味もしっかりとトリュフです。 口に入れた瞬間はほんのり香る程度ですが、余韻の強さに正直驚いています。にんにくやパセリも入っているのに主張しすぎず、トリュフの香りが際立つベストなバランス。 モッツアレラチーズの量もほどよく、さっぱりとしているのでいくらでも食べられてしまいます。

Photo by muccinpurin

ピザ生地自体はモチモチとカリカリの中間といったところ。 ミミの部分はしっかり厚みがあるので食べ応え十分です。厚すぎるとソースやチーズの味が負けてしまいそうですが、個人的にはちょうどよいバランスでした。

Photo by muccinpurin

トリュフソースの色が黒でピザ全体的に彩りが足りないので、バジルやトマトをトッピングすれば見た目も完璧ですね。 ピザの相棒・タバスコをかけて味変しましたが、さわやかな辛さが加わってこれはこれでアリです。濃厚なトリュフの香りとタバスコの刺激的な酸味、意外ですが相性ばっちりでした!

特別感があるのでパーティーにも♪

Photo by muccinpurin

トリュフを使っているというだけで、話題性は満点。さらにコスパもよくおいしさもいうことなしなので、パーティーメニューとしても活躍してくれそうです。 350円で味わえる世界三大珍味、いかがでしょう?
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ