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わたしにとっての名作劇場
ーーこれまでつくったなかで思い出に残っていたり、傑作だったりするお弁当はありますか?
すき焼き巻き弁当
「冬の寒い日、肉好きの夫に『おいしいすき焼き肉が食べたい』とリクエストされ、遅くまで働く夫を労い銘柄の黒毛和牛を奮発して夜はすき焼きに。そして私の得意とする“夜の分を取り置き出来るときはプチ節約”の意味もあって、次の日のお弁当のおかずに使います。
それでこの日のお弁当は常備菜のきんぴらごぼうを混ぜたご飯を和牛で巻物を巻き付け、表面を甘辛く焼いた『すき焼き巻き弁当』にしました。あの時の満足した顔つきが印象に残り、私の中での傑作弁当となりました。胃袋で掴む的な(笑)」
頼れるレギュラー選手たち
ーーお弁当づくりに欠かせない、定番のおかずを3つあげるとしたら?
つくね蓮根サンド
「蓮根はビタミンCが豊富でデンプンが多いため、熱を加えてもビタミンCが失われず、体内のエネルギーになって体を温める食材でもあるので、冬の時期は特に頻繁に食べています。
すり下ろした蓮根を鶏肉に入れたり、蓮根きんぴらの常備菜にも使えるとても助かる食材。『蓮根入りつくね』は生姜も入れて練り丸め、薄切り蓮根にサンドして甘辛く両面を焼き付けて仕上げてます。腹持ちもして大好きなおかずです」
鶏手羽やわやわ煮
「鶏肉は低カロリーで良質なたんぱく質を含み、体内で作ることのできないビタミンAやアミノ酸も豊富なため、我が家の食卓には必須になってます。安価なのもあって肉の中では鶏料理が多めです。
作り方は、骨側に切れ目を入れて味が染み込みやすいようにしてます。皮側を軽く焼いてから調味料を入れてコトコト休ませながら煮るとやわやわ骨から身がぽろっとはがれ、おいしさ2倍なんですよ」
ゴボウ肉巻き
「ごぼうは食物繊維が豊富で血糖値を下げる作用がある食材。夫の体に適した食材とあって頻繁にごぼう料理を作ります。肉巻きにするときは、下処理の際にごぼうに切れ目を入れてから肉を巻き付けると、火の通りも早く肉も固くならずにおいしく食べられますよ」
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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