ライター : macaroni_press

おいしくて、体にいいバナナ

栄養満点なバナナは朝ごはんや、おやつで食べるという方も多く、アスリートがもっとも食べている果物のひとつです。スポーツをする人にとって絶好の栄養補助食ですが、運動に及ぼす効果について明らかになっていませんでいた。

食品企業ドールが初めて論理的に検証!

バナナ・パイン研究所 大澤俊彦先生
食品企業ドールが設立した「バナナ・パイン研究所」では、業界で初めてバナナと運動に関する臨床試験を実施しました。 そもそもバナナにはビタミンをはじめ、ミネラルやポリフェノールなどの栄養素が豊富。それらの栄養にはそれぞれ働きがあることが確認され、例えばミネラルのなかに含まれるカリウムは筋肉のツリを防止したり、ポリフェノールは活性酸素の働きを抑えて疲労を軽減してくれる働きなどがあります。
臨床試験を実施した結果、その栄養満点なバナナを運動前に食べると運動パフォーマンスが向上し、疲労軽減、さらにはケガや故障の予防にもつながることが理論的に判明! バナナを食べてから30分が経過すると血糖値が上がるため運動パフォーマンスのアップにつながり、抗酸化成分のポリフェノールが運動中の疲労を抑えます。そのため、バナナは運動時の補助食にぴったりということが分かりました。

"東京マラソン"の給食としてバナナが活躍

運動パフォーマンスをサポートするバナナはマラソンランナーも支えます。 高品質なおいしいバナナに定評があるドールは、2019年3月3日(日)に開催される東京マラソン 2019にて、東京マラソン公認バナナ・極撰バナナ(ごくせんバナナ)3万6,000本を提供。2008年に東京マラソンでバナナの提供を開始して以来、その数は12年間でおよそ80万本以上にも及びます。 極撰バナナはもっちり濃い甘さで、香り、食感が一級品。ドールが時間をかけて研究・開発した100種類以上のバナナから、さらに品質・栽培地を厳選。標高500m以上の高地で栽培し、夜の急激な気温の低下により一般的なバナナに比べるとゆっくりと成長します。低地で栽培される一般的なバナナは10ヵ月ほどで収穫されるところ、極撰バナナは1年以上かけてじっくりと甘いバナナへと育つのが特徴です。 42.195kmという長距離を挑むランナーにとって、完走するためにも新記録を目指すためにも栄養補給はとても大切な要素。東京マラソンのランナーにとってドールのバナナは欠かせない存在となっています。

極撰バナナを実食して検証!

猫ひろしさんと谷川真理さん
バナナの効果はベテランランナーも折り紙つきです。2016年リオデジャネイロ五輪男子マラソンのカンボジア代表でもある猫ひろしさんに、バナナを食べてから運動してもらったところ、「走る前にバナナをいただいたので疲労感もなく走れた」「おいしかったので気持ちよく走れました」と好評。 さらには、東京国際女子マラソンやパリマラソンでの優勝経験をもつ谷川真理さんは「バナナのカリウムのキープ力はすごい。マラソンを走る2・3日前からバナナを摂取して、スタート前4時間前、さらには走る30分前にも食べるのがおすすめ。常時カリウムの量を体内に蓄積キープしておくといいです。バナナを食べると『脚がツリにくくなった』という意見も多い」と絶賛でした。

運動前のバナナで運動効率アップ♪

猫ひろしさん
これまでなんとなく運動前に食べていたバナナも、スポーツによい影響があると明らかになりました。ブドウ糖は体の血糖値をあげる要素として遠慮されがちですが、果物に含まれる果糖は血糖値をあまりあげないのもうれしいところ。 運動時のパフォーマンスアップのために、バナナを積極的に食べる人が増えそうな予感です。
(文:横田睦美、編集:柿澤萬純)
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